とても気になる言葉があります。

「依存」

テクノロジーが、発達してから便利になりました。

かく言う私も、iPhoneやいiPadを使っています。

でも、一日中離さないと言うことはありません。

ギャンブルやゲームはしないし珈琲は飲まないしお酒は、嗜む程度。

多分、世の中の便利な物がなくなっても生きてゆけます。

なぜなら不便な時代を過ごしてきたからですね。

物や人に頼らず工夫して生きていくのが当たり前な昭和に生まれて来たから物を選択できるのです。

今は、そんな時代ではなくなりました。

大量消費大量廃棄が、当たり前なのです。

その現象が精神(心)に影響しています。

心が満たされないのです。

いつも欠乏感を感じるような人が増えています。

ですから、もっともっとと求めてゆくのです。

それが、物依存になり人依存に進化してしまいます。

自分の満足感は、自分で満たすほかないのです。

他者は、満たしてくれません。

けれど、心がいつも外向きなので満たしてくれるモノを探し続けます。

依存とは、何かに頼らなければ生きて行けない状態です。

それが、年々ひどくなっているような気がして気になっています。