調和・・・・全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。また、そのつりあい。


こんな風に書いてあります。


英語だとharmonyとかharmonizeです。


矛盾や衝突がない事が調和だとすると、現在の地球にはないのです。


矛盾だらけの競争社会です。


人間とは、生まれつきに善良な心を持って生まれてきます。


育つ環境、社会の情勢によって少しずつ捻じ曲げられ善良なる心は心の奥に押しやられて出る事が出来なくなります。


人間は繊細で弱い心を持っているのです。


とても、傷つく事を恐れています。


傷つきたくなくて、相手を攻撃します。


そうすれば、攻撃し合い終わりがなくなるのです。


競争社会は、終わりなきループの中で成立しているのです。


その土俵から降りるべきです。


傷つけられても平気になればいいのだと言う人がいます。


平気になっても、それが何になるのでしょう。


競争を止めなければ意味がないのです。


競争を煽る存在、競争をしかけて得をする存在がいます。


私たちは、その存在に長い事搾取されてきました。


欲望をかきたてられ、たくさんの物を購入し、お金を使いその為の労働をしなければならないと思い込んできたのです。


311以後、本当に欲しいものは、そんなものじゃないと感じる人が多くなったと思います。


大事なのは、命です、お金で得られる快楽じゃない、


競争システムが瓦解しようとしています。


だからこそ、本当の意味の平和を求めるべきです。


それが、矛盾なき調和した世界です。


欲望の為に生きるのではなく一人々がなくてならない存在なんだと感じられる世界。



日本人は、そういう世界を経験したことがあります。


遥か昔、今より精神性(霊性)が髙かった時代です。



科学が進歩して便利になっても苦しんでいる人を助けられない歪んだ社会。


勝った者のみしか進歩の享受を受けられない差別社会。


人類は、間違った方向に進んでしまいました。



一人々の心の奥にしまった勇気が変えてくれると思います。


それを信じています。