職場に、今年結婚式を挙げる予定の、

二人の同僚がいます。

 

一人は、今年の4月に国内で。

一人は、今年の7月にトルコで。

 

4月に結婚式を挙げる予定のタムは、41歳。

初婚になるのですが、

前のパートナーとの間に20代の二人の娘がいます。

今のパートナーとの間には、6歳の娘がいて、

すでに一緒に暮らしています。

 

いわゆる事実婚が6年以上続いてるので、

このまま結婚しなくても、

暮らしぶりは変わりません。

なので、

イギリス人カップルで、結婚しない人達も多いです。

 

タムは結婚に関して、今のパートナーと話し合ったこともなく、

あまり気にしてなかったので、

彼からプロポーズされたのは、予想外だったらしいです。

 

私から見たら、事実婚が長く続いても、

ちゃんとプロポーズして、

結婚という形を取ったタムのパートナーは、

誠実な人だと思いました。

 

タムのご両親は健在で、

41歳で初婚となるタムの結婚式を、とても楽しみにしてる様子。

 

一方、27歳の先生。

シャーロットも

数年前にパートナーと家を買って、

一緒に暮らしています。

 

彼女の希望は、海外の浜辺での結婚式。

(イギリスの浜辺は寒すぎます)

夏休み中の7月の中旬に、

トルコで結婚式を挙げることになっています。

 

休憩時間に飛び交う二人の会話は、

結婚式の準備について。

 

ケーキは注文したか?

ドレスはもう買ったか?

指輪は?

ウエディングブーケは?

式場には、どのくらいお金がかかったか。

ブライドメイドやベストマンの服は、何色にするか?

式場のネームタグやテーブルセッティングは?

スピーチは誰がする?

ファーストダンスとその曲は?

 

私が今までに経験したイギリスの結婚式において、

 

イギリスと日本の結婚式の大きな違いは、

招待客からのご祝儀が、お金でないことです。

しかも、額が少ない。

 

リクエストされた品物(電化製品)を買うとか、

または5千円ほどの商品券だったりしました。

 

それと、私の結婚式の時には、

ブライドメイドなどいなかったので、

知らなかったのですが、

 

ブライドメイドのドレスやメイクなどの費用は、

花嫁花婿が支払うことになってるそうです。

 

とにかく

二人の結婚式の準備は、やることがいっぱいで、

 

タムの場合、パートナーが結婚式の準備に非協力的で、

タムがほとんど一人でやっていて、

期日も近づき、

タムはいつもテンパっています。

 

それに比べて、

シャーロットのお相手は、協力的。

でもシャーロットの場合は、海外で挙式するので、

他の手配も必要になり、

まだ時間があるものの、

トルコで挙式、イギリスで披露宴の準備に追われています。

 

私の結婚式の場合、

招待客が夫の家族と友達だけだったので、

10人という少人数で、

リラックスしたものでした。

 

タムとシャーロットの二人の会話を聞くだけでも、

そのストレスやプレッシャー、

大変さがとても伝わってきます。

 

二人の結婚式と披露宴が、

スムーズに事が運び、

幸せに包まれた、素晴らしい時間となることを

心から願うばかりです。

 

つづく