マカロン考察 | アメリカでもGOING MY WAYでした。

アメリカでもGOING MY WAYでした。

2015年10月まで暮らしていたアメリカカリフォルニアでの生活、趣味のお菓子作り、アメリカトレッキングの記録、バックパッカー旅行の記録など、日々の楽しいことを書いています☺
 

年に数回、むしょーにマカロンが焼きたくなって
今月はそのタイミングうさ。でした。




ラズベリーマカロン。色が薄すぎた&小さすぎたバージョン

私が作れるお菓子なぞ数がしれていますが
その中でも一番難しいと思っているのがマカロン。

卵白、砂糖、アーモンドパウダー+フレーバー
だけで作れる配合もシンプルなお菓子なのですが

なにせ、成功率が30%くらい。(当社比)

日本でいったん作れるようになった!

と思ってたらアメリカで材料が変わったり
ブランクがあったり
オーブンが違ったり
天板が違ったり


で成功率が右肩下がり・・・


失敗例①

作ったことある方はよくご存じでしょうが
マカロンの独特の形に
ピエがあります。
↓このクリーム挟んでる側のもじもじしたところ。
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足ともいうのだけど、ここが出ているのがマカロンの特徴。

まずこのピエが出ない。もしくは小さい。


こんなせんべいですか!?
という仕上がりになること。


原因は
・メレンゲの泡立て方
・マカロナージュのし過ぎ(メレンゲの泡をあえてつぶすこと)
・乾燥不足
・オーブンの焼き方(下火が弱い)
(って全部やん!)
が考えられます。

同じように作っても天板の半分だけ成功して、半分失敗することも。

これはレシピを変えて砂糖を増やし
オーブンの段を一段下げて
焼き始めの温度を高くしたらちょっと改善しました。

でも先日、Socoにできたフレンチのケーキ屋さん覗いたら
マカロンのピエがものすごく出ていてさすがのフランス人・・・
(フランスのお菓子なので)
あれは一生無理だろうな・・・


失敗例その②
割れる。

ぴえも出ず、上部がもりっとふくらんで割れる。
これはマカロナージュ不足と乾燥不足だとか。
まあこれはこれでダッコワーズぽくって
別のお菓子としてはいいかなーと思うのだけど。



失敗例その③

油染み。

マカロンがうまく焼けたと思いきや、表面にシミが。
これは古いアーモンドパウダーを使ったり
振うときに油分を出し過ぎていたり
焼きが足りなかったり
はたまた失敗例①の全部(全部やん!)
が考えられるそう。


そう。マカロンの果てしないところは
失敗しても絶対にこれ!という改善点が見つからない場合もあること。
改善してうまくいったのに、次はうまくいかないことも。

失敗例その④

空洞化。

一見うまく焼けているのに中が空洞に。
私的にはこれはクリームでカバーすればいいやと思ってるので
まあいいのですすが。

失敗例その⑤

形が丸くない。

絞った角が残っていたり

(マカロナージュが微妙に足りん)
楕円になったり
(マカロナージュややしすぎ。鉄板がフラットでない)

やけに大きさがばらばらでペアが見つからん。
ことも。

でも、上に書いたケーキ屋さんで見たら
角が見事に残ったままでした。
なので本当は上がすべすべにならなくてもいいのかも。


失敗例その⑥
色付け不足。

抹茶やココア、はたまたアイシングカラーで色付けするのですが
メレンゲの時の色より粉を混ぜると薄くなるし
焼くとさらに薄くなるのでやや強めにつけたいところ。
でもつけすぎるときついし困ったところ。

これも、メレンゲの段階ではいい感じにほんのりピンクだったんだけど。
失敗作がこんなにたくさーん出来てしまいます。

ちなみ先々週3回焼いたマカロンは①-⑥
の失敗例全部やりました。(写真撮ってなかったのが残念。。。)

一応うまくいったのは、今月のOrange Kitchenのおまけスイーツとしてお出ししています。

マカロンのことをいろいろ調べる中でキャラマカロン作っている人がいたので
ちょっとだけマネっこ。


本当は「くまの学校」のキャラ用の下紙だったのですが
難易度が高すぎなので普通のくまに。


今月でOrange Kitchenご卒業の方々にお土産に。
くまとかすると、ひび割れが致命的に・・
(左のがちょっと割れてる・・・)

いろんな顔が作れてこれは面白いかもしれない~!

マカロン修行まだまだ続きそうです。



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