忖度なしの感想を2件 | なのはな22のふたり言

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本・テレビ・映画の感想が多くなると思います。たまにフィギユアスケート。
ミステリーや時代劇、ビジネスドラマが好きです。

ネットを見ていると、最近はTVドラマや映画を「考察する」という大袈裟な言葉が流行りのようでよく見かけます。

でも考察するには、素養というか土台となる教養が必要で、ネット上で見るのは考察と言うより推測が多いような気がします。

それにドラマ・映画やショーは考察するものではなくて、ダイレクトに感じて受け止めるものだと思うのです。

(但し、ダイレクトに本質を感じるためには、やはり素養や体験も重要だと思いますが)

 

 

うちはⅭSを録画出来ないので昨日見た羽生くんの「リプレイ」の感想を忘れないうちに書きます。

 

佐賀公演の時は彼の心身の状態がとても心配だったし、横浜の時は良くなっていたように感じ少し安心でした。

で、昨日の宮城公演、呼吸が苦しそうな場面はあったものの精神的には暗さがなかったように見えましたね。後で花粉症と聞き、「そりゃ、苦しいわ」。

私はないけれど、花粉症の知人を何人も知っていたので、その真っ最中にスポーツをするのは凄くキツイでしょう。

本当によく2時間以上を一人で頑張りました。お疲れ様でした。

 

 

で、アイスショーの話。

 

3月28日の「ノッテ ステラータ」(BS日テレ)はとても楽しかったです。

「カルミナ・ブラーナ」も「ダニーボーイ」も予想通りの素晴らしさ。

それから意表を突かれたのが、5人のスケーターさんとビデオの羽生くんがコラボした、スクールメイツ風(?)なダンスシーン。明るくて爽やかな場面で、驚くのは羽生くんが17,8歳のアイドルに見えるようなダンスをしていた事。ユーモラスで可愛くて思わず頬が緩みます。その動きが不自然でないほど若く見えるのにもびっくりでした。

 

 

 

「リプレイ」は個人的には、高齢者にはしんどい部分があると思いますね。(特に私はゲームの電子音やプロジェクションマッピングやレーザー光線が苦手なので)

それと演出的には、いかにも若い人の「理屈先行」になっていると思いました。言葉が多過ぎるように感じます。

 

それでも初めて佐賀公演で見た時より、昨日は全部TVで見ていました。(慣れたのかな)

他のファンの方達が「リプレイ」の感想をいろいろ書いていますが、長いものは全文は読まないので、すみません。(全部読まずに「いいね」を押してしまうのは同じ羽生くんファンという安心感のせいかも。読み上げ機能の使い方が未だにわからない)

 

第1部と第2部の頭に「いつか終わる夢」があるので、2本の道から選択したそれぞれの姿を表現しているのはわかります。

第1部が「利己」なら第2部は「利他」、かな?

これは考察ではなく、個人的解釈。

 

 

「いつか終わる夢」という言葉は、高齢者には一層身に染みるものなんです。

どんな夢も、叶っても叶わなくても、必ず終わる時が来る。

 

利己的な夢から離れて利他的な夢(使命とも言えるかな)を抱いたとしても、それもいつかは必ず終わりを迎える。

人間が一生の間に出来る事は限りがあるけれど、それでも・・。

これ以上書くと「綺麗事」になってしまうかも。

読んでくださった方の想像に任せます。

 

「リプレイ」はエンドロールが特に好きです。

(あー、誤解しないでください! 終わるのが嬉しいという意味ではなく)

あの音楽と羽生くんのスケートのドッキング具合がスピーディで素晴らしいんです。

「リプレイ」は彼の心の遍歴を表した作品だと思いますが、エンドロールには彼のスケート人生が集約されていますね。

 

 

羽生くんは人気が絶大なのでいろいろな仕事が雨あられと降ってきます。厳選してくださいね。

 

くれぐれも自分の健康を優先してください。

 

 

 

 

 

今日もお付き合いいただき、ありがとうございました