企業には芸能人を使う義務はない | なのはな22のふたり言

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本・テレビ・映画の感想が多くなると思います。たまにフィギユアスケート。
ミステリーや時代劇、ビジネスドラマが好きです。

ジャニーズタレントを使うなら取引を辞める可能性をスポンサー企業が言明した事に関して、頓珍漢な批判をしている芸能人やフリーアナウンサーがいるらしい。

呆れて口あんぐりです。

 

そもそもジャニーズ事務所と共犯関係にあったTV局が事務所と癒着し、甘い汁を吸ってきただろう事は容易に想像できます。

なぜなら、4月に外国人記者クラブでО・K君が告白した日からのTV局の沈黙の異常さを見れば、「ああ、TV局の上層部は何か弱みをJ事務所に握られているな」と思ったからです。

弱みで考えられるのは、性接待か賄賂です。

 

例えば、どこの芸能事務所でもTV局にお中元やお歳暮を送っているんでしょうが、ジャニーズタレントの起用の多さは異常だったので、J事務所の便宜供与の量が飛び抜けていたのは間違いありません。

 

 

たまたま昨日見たYouTubeの中では、TV局の社員がキャバクラで遊んだ勘定の領収書をJ事務所に回していたという話がありましたが、ありそうな事です。あの異常な沈黙期間が、TV局内の不正を示唆しています。

TV局は公務員ではないから収賄罪にはならなくても、不正は不正、腐敗は腐敗です。

芸能人やフリーアナウンサーは視聴者をミスディレクション(誤誘導)するのはやめて、TV局の腐敗に発言したらどうですか。

 

第一、TV局とは、芸能とメディアの両方を掴んでいる組織ですよ。外のスポンサーより、J事務所の犯罪に気づいていなきゃおかしいじゃないですか。

 

スポンサー批判をした芸能人にしてもそうで、J事務所を辞めたタレントが民放TVから村八分のような扱いを受けていた時期には、何もTV局や事務所を批判していないですね。

おかしいですよ。

 

 

この際言いますが、企業は芸能人をⅭⅯに使う義理も義務もありません。動物やアニメキャラや、バーチャルのキャラクターだけでも十分面白いⅭⅯは作れます。

芸能人を使わなくても全然困らないんです。

 

TV番組のスポンサーになるにしても、昭和の時代に比べたらガタガタにコスパ(費用対効果)が下落しています。

ビデオデッキがなかった時代は視聴者は仕方なくⅭⅯを見たものですが、今は録画してⅭⅯを飛ばす視聴者が多いでしょう。

うちの夫は必ずそうします。

しかも視聴率は話にならない程、全体的に低下している。

 

つまり、企業にとってTVのスポンサーになるメリットはどんどんなくなっているんです。

 

お門違いのスポンサー批判をする暇があったら、TV局内の腐敗を一掃する事に取り組んだ方が建設的だと思いますね。