こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
既婚者との恋愛、自分が既婚者でありながらの恋愛は、仕方のないことです。
誰かを好きになってしまう気持ちには嘘はつけませんし、相手もその気持ちに応えてくれるのなら、ブレーキをかけるのは難しいです。
でも、「悪いことをしている」という罪悪感に苦しめられる人がいるのも事実。
そうした罪悪感を少しでも軽くするためには、こんなマインドを持ってみてはいかがでしょうか。
◯「不倫は人を傷つける」という考え方を止す。
不倫が罪悪だという理由のひとつに、人を不幸にするからというものがあります。
しかし、そもそも不倫の事実が明るみに出なければ、誰も不幸にはなりません。
何も知らずに妻が優しくなった、綺麗になったと喜ぶ夫は、むしろ幸せです。
「嘘や隠し事が悪だ」と言う人もありますが、他人を傷つけないための嘘や隠し事は、現実の生活では必要なことです。
また、もし人を傷つけたとしても、不倫に限らず全ての恋愛は、誰かを傷つけるのです。
不幸な人間をひとりも作らない恋愛は、絶対にありません。
皆に祝福されているかのように見える結婚だって、その影で泣いている者の一人や二人は、必ずいるものです。
◯「不倫は不純なもの」と思わない。
「不倫は不純な関係、純愛ではない」という考えも、不倫を罪悪と考える理由になります。
しかし、世の中の夫婦が皆純愛で結ばれた仲かと問われれば、決してそうではありません。
とうに愛情が失われたのに、社会的な立場や経済的な都合で離婚しないだけの夫婦はゴマンといます。
この人と結婚しようかと考えるその時でさえ、相手の学歴に勤め先や収入、長男であるかないか、果ては親との同居の必要性など、全く問題にしないという人は少ないと思います。
そういう利害打算と離れたところに発生する不倫恋愛こそ、よほど純愛と呼べるのではないでしょうか。
◯法律を正しく理解する。
最後に、法律を正しく理解することです。
不倫は犯罪とか、法律違反とか言われますが、不倫を禁止する法律の条文はありません。
民法770条に、不貞行為は離婚理由になる、と書いてあるだけです。
ここから、夫婦は互いの貞操を独占する権利があるという考え方が導き出され、この権利を侵害した場合は、民法709条の不法行為どなるとされたのです。
不法行為とは、例えば他人の物を壊した場合のように、故意または過失により他人の権利を侵害する行為ですが、犯罪などではありません。
不倫は離婚理由になり、損害賠償をしなくてはならない行為ではありますが、一部の方の言われるような、殺人のような罪とは違うとお考えください。
一度きりの人生なんです。
そして、損得抜きで心から愛せる人に巡り会えることなど、奇跡的なことです。
不必要に自分を責めるのは止しましょう。自分が許せないときにはこちらにおいでください。私たちがお悩みを取り除きます。
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