今日、都心の高齢者施設でのフットケア研修の帰りに、夏山シーズンの直前にどんな商品が売れ筋なのか、アウトドアショップによって見た。

 

新型コロナで自粛中に、店内にほとんどお客がおらず、バックパックの価格もだいぶ低いものに抑えられていた。

 

自粛が終わって約1年。5~6万円台の大型ザック(50リットル以上)がちらほら、20~30リットルでも2~3万円台。

 

3000m級の高山用の登山靴を履き試しをしている若い女性や、カップル。

 

そろそろ夏山登山を目指す人たちも戻りつつあるのかも。

 

一生に一度は富士山登山を目指せと、頂上までどんな服装をすれば安全を保てるか、メンズ、ウィメンズともに結構な売り場を占拠していた。

 

さらに「防虫効果あり」とのTシャツなども多数ある。一昨年に、防虫用にパーカーを購入したので、防虫効果がどのくらいの期間保てるのか、店員さんに聞いてみた。

 

「基本は洗濯20回で20%減少、何年も経過すると効果が落ちるので防虫剤と併用が必要。

 蚊やダニなどの小さな虫が生地に近寄ったり、生地に止まらないような働きなので、殺虫効果はない。その布に覆われていない皮膚は蚊に刺される可能性が高い。さらにブヨなどの大型の虫については効果がないので、防虫剤との併用をしてほしいと。

 

気温と湿度が高くなる夏、しかも温暖化で「地球が沸騰」状態になれば、虫さんたちが増殖しやすいし、以前はいなかったという高地にも生息するようになるかも。

 

衛生状態が保たれる時代になって、特に都市部では「虫」を脅威に感じる人が多くなることは当たり前かも。

 

いわゆる害虫と言われる虫を避けようとして、益虫が減少してしまうことは避けられないのだろうか。

 

アリとさくらの木、アリとスミレなど、相互に支えあい共同しあっている昆虫と植物。森林の土壌を豊かにしてくれているのは、ミミズやダンゴムシ、ゴキブリ、ムカデ、細菌やウィルス類とか。

 

人間が考えるすみわけが、そうそう簡単に実現しそうもない。ある一面に効果があっても、想像さえもしていない面で被害が増大していたりして。

 

私も、Gちゃん用の殺虫剤、一噴霧すれば24時間蚊の侵入を防げるというスプレー、アロマの人体用防虫剤とか、虫刺され用の軟膏など色々取り揃えている。梅雨の時期には、ベランダや樋を掃除したり、虫対策はしている。外来種の新種の虫がどんどん日本に増えているという話もあり、なかなか虫って厄介ですね。