3月末に地域の自主講座のまとめの会での写真がメールで送られてきた。

 

髪が黒く額が隠れた私の顔。表情が見えず、暗い。

周りに写るメンバーは晴れ晴れとして明るい。暗さが際立っている私。

 

髪型のせいばかりではないと思うものの、手っ取り早く変化を求めて、地下鉄を乗り継いでYouTubeの5桁の登録者のいる美容院に予約をしてカットとカラーリングをしていただいたが。

 

通いなれた美容室との違いを感じつつ、カラーリングとカットをしてもらう。

ちょっと驚いたのは、初めて髪を染めるに際して、「髪を染めた後のトラブルを承知したうえで受ける」といった文面の合意書に署名したこと。

(初回なので、この文書はどのような目的で作られたものか、カラーリング後に症状が発現時には何が想定されているか、など質問をしないまま、署名。消費者としての意識が低すぎだけど)

 

カラーリングの染料によるアレルギー反応を重大視していると解釈したが、実際カラーリングを始める前にアレルギーの有無は確認されず。しかもカラー後のシャンプーはさっと済ませただけ。さらにカラーの色選定についても美容師さんの考えだけで行われていた。

 

美容院にいたときには頭皮にかゆみを感じなかったが、電車に乗るころに猛烈にかゆくなってきた。

 

帰宅後に、顔の温度が低くなるまで何回も水で顔を洗い、頭皮にかゆみ止めの薬を付けた。カラーリング後は最低一日半はシャンプーしないでおきたいので、シャンプーはせず。

 

カットとスタイリング方法指導に期待してみたが、さほど大きく変わらず。

 

美容師さんのカット時のはさみの音がカチャカチャとうるさく、染料などで汚れている美容師さんの手が目に入り、急に期待がしぼんでしまった。

 

カット技術が優れていることが大事だが、清潔感とか、きちんと了解を取りながら施術をすることが当たり前と思っていたので、だいぶがっかりしてしまった。

 

かかりつけの美容師さんに、自分の希望をしっかり伝え、施術をしてもらう努力を客として行う大切さ。

 

そんな当たり前のことを考えさせられた。