先日、ボランティアグループの活動が、半年前に開店した喫茶店でお茶をする。
20代から70代までの男女四人。
活動の話から、どんどん話題が広がったとき、リーダーが「まじめなことを話してもいい?」と言う。
活動のことに話が戻るかと思いきや、ご自分のことを語り始める。
パートナーからいろいろ話をされ、二人で考えたことだという。
「年上の姉と二人姉弟のパートナーは、姉のごとく甘えられる人が好きになり結婚をしたいという思いを遂げ、この春双子ちゃんがやっと大学を卒業することになったという。甘えてばかりで、とご本人から色々と告白を受けたという。
子供を生み育てるために暮らしを守る苦労をしたけれど、そういうことをさせてくれたパートナーに感謝している。
感謝すると未来が開けると分かったのよ」と。
この方は、50代になってから大学院を卒業後、コンサルタント会社での環境関係の投資の相談を受けているという。バリバリという感じではなく、ソフトで軽やかな雰囲気。
五月の夕べ。さわやかな風を受けながら話を聞いていると、女性が活躍する時代がやってきているかもしれない、と思えた。セクハラ、マタハラ、カスハラなど生きづらいことが満載だけれど、それでも前に進む努力を惜しまない人たちがいる。
ちょっと希望を感じられたひと時であった。