昨年8月に生まれた札幌市円山動物園のタオ。

すっかりその可愛さに魅了されて、ほぼ毎日YouTubeで成長の様子を見ている。

準間接飼育で母ゾウのパールが、メスゾウ親子のシュテインとニャインに見守られ一人で生み、呼吸を促し、授乳をはじめられた。

国内最大のゾウ舎で床がコンクリートではなく土。冷暖房完備、屋内プールもある。

 

タオの成長を眺めていると、人間も生れ落ちてから大人たちに支えられて生きてきたんだって感心すると同時に、両親や祖母、兄姉たちへの感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。

 

東山動物園のさくらとうらら。

上野動物園のアルン。

この三頭についても、誕生時の様子やその後の成長ぶりを見ることができ、とてもかわいい。飼育環境がどんどん改善されているのもうれしい。

 

一頭一頭のゾウのそれぞれの生涯に物語があり、インド、スリランカ、ミヤンマーと遠い南の国から日本にやってきた。

 

私の遠い記憶の、一日中コンクリートの床に立ちっぱなしのゾウ達。

今でも、ゾウに曲芸をさせたり、「ふれあい」と称して人間の子供たちに触らせたりするところもあるようだが。

 

ふかふかの土の上に横になってスヤスヤ眠る上野動物園のスーリヤやアルン。

夢中で泥遊びをする東山動物園のさくらとうらら・円山動物園のシュテイン、ニャイン親子とパールとタオ親子。

 

ゾウ達の故郷の環境に比べれば、狭くいし自由も制限されがちだけど、元気に過ごしてほしいと思うのである。

 

 

アジアゾウ タオ 生後22日・8か月 札幌市円山動物園

 こんなに大きくなりました

 

 

 

 

東山動物園 さくら と うらら

 

 今年10歳のおてんばさくらも、赤ちゃんだったんだよ。

 

 

 

 

上野動物園 いたずらっこ アルン(タイ語で夜明けの意味)

 上野動物園初めての 赤ちゃんゾウ