久々に、次兄に電話をした。

 

長姉の「先日会ったた時に 何となく心細さを感じた」ということばが気になりすぎたから。

 

長姉と次兄はとても仲良く、よくお出かけをしたり食事会をしたり。お互いに作った野菜を交換しあったり。

 

よく顔を会わせているものが、何となく感じたものは重要なので、急に心配になって、電話をしてみたが携帯の電波が入りにくいところだったのか、私の声が聞こえていないのか会話ができない、、、!!??

 

何かが起きているかも?

 

普段元気に過ごしていると思い込んでいる次兄のことが急に心配になり、次姉にラインでその旨を伝え、その後1時間余り何が気になるか話をして、両親の墓参りにかこつけて訪問しようということになる。

 

結局その日の夜には次兄と電話で話ができた。

 

「この歳だから、多少具合の悪いところもあるけど、普段通りだよ」と次兄。

 

「建物でも道具でも、60年、70年使って故障しないことは稀だろう。どこか具合が悪くなることは当たり前だよ」と泰然としている。

 

 

「良かった、兄ちゃんいつも通り」と安心して世間話をする。

 

最近私がはまっている野の花のことを話すと、次兄はすでに日本自然保護協会の自然観察指導員の講習を受け、地元で自然保護の活動をしているという。

 

 

実家の近く(と言っても車で30分か40分ほどかかる)には、乙女高原という山の上の

草原があり、昭和の時代にはスキー場。最近はクリンソウやツツジなどの自生地で、保護活動がされている。

 

次兄もその活動をしているという。

 

私たち兄姉妹弟が集まると、実家の周りを散歩するとあちらこちらに咲く草花を見ながら時間が経つのを忘れるてしまう。昨年集まった時には、山椒の雌花と雄花につい延々と話しを続けて、姪が面食らっていた。

 

なぁんだ、兄ちゃんは自然観察指導員だったのね。そんなことはまったく口にせず秘密にしていたのね。

 

「他の人に言わないでよ、まだまだ力が足らないから」と言われたが、すぐ次姉に話をしてしまった。

 

「それでか、道端の花を見て一歩も先に進めないのは!」と次姉。

 

 

スマホ、ルーペ、カメラを手にして散歩するだけで、私たち兄弟は楽しく過ごせる。

 

われら姉兄妹、皆植物観察好き! 万歳!