昨日火曜日、朝から強い北風と雨。
横殴りの雨で、駅までの10分ほどの道のりで上着やズボンが濡れた。
強風で折りたたみ傘が時々すぼまり、骨が折れてしまうかと。
そんな強い強雨の朝、さくらトラムで見かけたビジネスマンの車内での傘の持ち方。
ご自分のスーツが濡れても、大きなカバンと体の間に傘。
濡れたかさが他の乗客の身体に触れないような工夫。
さくらトラムの乗客定員は62名。通勤客で車内は混雑している。
最近はリュックを背負ったまま車内に乗り込む方もいる。
折りたたみ傘は、乗車する前にたたみ小さくできるが、長い傘はそのまま手に持つが、どんな持ち方をすればよいか、悩むところ。
最初見た男性は、大きなショルダーバッグを体の前に。傘をバッグの内側から両足の間に収まっている。ジーンズが濡れているが、ご本人はそんなことに頓着していない様子。
2人目の男性。B4がそのまま入るような大きな手提げのビジネスカバン。右手でつり革を持ち、左手でバッグを下げているが、やはりこの方も傘をバッグの身体側に。
自分の傘でご自分のスーツが濡れるほうを選んでいる。
電車に乗る場合は、プラットホームに入る前に傘の始末ができるが、バスやさくらトラムでは、乗車直前まで傘をさす。最近は、停留所に屋根があると乗車前にたたんだ傘を振ったり手ぬぐいで水滴を拭うこともできる。強雨の時は、傘も体もバッグもみんな濡れてしまうので、傘をたたむくらいがやっと。
人様にかさが振れないように注意をするが、体の前で身体側に傘を持つ人を初めて見た。
こういうマナーがあるんだと、感心した次第。