かぁちゃんの仕事中に路上で保護されねこまるけのウチの子になったオス猫ジジ。

体重2.1㎏と痩せて、脱水があり、背中の毛が抜けて皮膚があらわ。後ろ足の力が弱く、よろよろしながら歩いていた、人懐こく、すぐに父ちゃん、母ちゃんの「かわいい」ウチの子に。

 

後ろ足の肉球が乾燥しすぎ、歩こうとしても歩けず。肉球の保湿をしてもらう。

老オス猫ジジの声はとても大声でしかも太い。何かを伝えたいときには家じゅうに響くかのように大声で鳴く。

 

ねこまるけのオス猫たちに一歩も引かず、いじめっ子のグレオ、ウシオを黙らせ、道を譲らせるなんとも貫禄のあるすごいやつ。

 

暖かくなってベランダに出られるようになってきた。最初は「茶猫」だったが、毛並みが良くなり尻尾は茶トラ、少しずつ顔にも縞模様が戻り始めていた。

 

嫁や婿、娘、孫にまで可愛い、可愛いと大事にされ、世話を受けていたジジ。

 

ある朝、トイレの中でこと切れていた。しっかりうんちもしていた。

 

 

猫の生涯の最後の三カ月。「ねこまるけ」の一員として、大事にされ、他の猫たちのとの交流もあり、最後までトイレで排泄したたジジ。

 

「ねこまるけ」の父ちゃん、母ちゃんの手にかかると、ドンドンかわいく、元気になっていく。

 

老オス猫ジジ。父ちゃん、母ちゃんに出会えて本当に良かったね。

 

合掌