年甲斐もなく、ボランティアグループでの人づきあいに心が穏やかでいられない。

 

この年まで、培ってきた(自分で育ててきた)自分の心に、自分でまいっている。

「やるべきこと」で四苦八苦していたころには、すべきことを実行するだけで精一杯で、自分を顧みることが少なかったような。

 

ぶきっちょでどんくさくって、まぁよくここまで生きてこれたと思う。

 

毎日が日曜日の暮らしのなかで、多少自分の気持ちの揺れ動きを捉えられるようになって、、、、いろいろ自分のめんどくささに気が付き始めて。

 

ここ一年ほど地域のグループの中のお一人と気が合わず、時々プチっと怒りの感情が沸き起こる。それも超高速で。

 

 

メールの文章を読みつつ、瞬時に「また、勝手なことを言っている」、

「人の意見を全く覚えていないんだなぁ」「全く自己中ね」とか。

 

よく考えた結果によってこういう感情が沸き起こるわけではなく、文章を眼してすぐ起こる反応に自分をまかせている。ちょっとの時間だけでも落ち着いて考えることをせず、思い込みで反応していることに気が付かないまま、カチンと反応したまま、感情をエスカレートさせている。

 

私がつきづらいと思っている方の特徴は、YES NO がはっきりしていること。頭の回転が速く、瞬時に物事を判断し、その判断をすぐさま言葉にする。他の人がどんなことを感じているかは、考えているのかには頓着しない。

 

私自身は、自分の思い通りに事が進まないとイライラしがち。

 

付き合いが浅くても、深くても、意見の食い違いがあることを前提にして、その違いについてすり合わせ、分かり合う作業をしていないから、今の事態が起こっているように思う。

 

落ち着いて考えてみると、このかたは決して悪い人(法を犯したり、意地悪をしようとする)ではなく、明るく人懐こく、グループでのムードメーカーでもある。

 

この方だけでなく、他人様の言動を表面的にとらえるのではなく、その背景にあるものに思いを巡らしてみると、もう少し理解ができるようになるのかもしれない。

 

「立派なキャリアウーマン」に見える(私の勝手な解釈)ので、過度な期待をその方に望んでいるのかもしれないし、私が自分の思いや考えを分かりやすく伝えていないかもしれない。

 

結論を急がず落ち着いて物事を考える習慣を身につけることは、普段の人つきあいでも大事な要素かもしれない。

 

こんなことは、思春期の時期にすでに気がついてうまく人づきあいができている方もいるんだろうが、わたしはやっとそれに気が付き始めたというところ。

 

本当に人それぞれなんだなって、自分もその一人なんだなって。