ボランティアグループで、私の言動に対してすかさず否定するバリバリ饒舌な方がいる。
「皆で話し合って決めよう」がこの方のモットーらしいが、実際は「まず私ありき」で、自己主張を貫こうとするタイプ。
他者が話をしていても盛んに突っ込みをして、ご自分のペースに巻き込もうとする。隙を作りだして自分の話を延々とする。
3月末の行事の準備が続く中、準備期間が少ないので焦って、活動案のたたき台作る係を申し出したところ、その場では反対をしないで、その日の夜にメールで「あなたがすることではない」と連絡あり。
あと1か月の間にある数回続く集まりで、私はその人と一緒にいられそうもない。もう病気になったとか家族が入院したとか、反論しようもない理由をつけて、欠席をしようかと思い詰めた。
悶々と考えながらも、せっかく楽しくなった活動なのに、たった一人の言動が気に食わないからと逃げてしまってよいものか。どのような態度をとれば、かの人と話し合いができるようになるか、今がその工夫時かも、と思い返してみたが、、、。
私は人づきあいが苦手だ。私もかの人と同じように、納得できないことがあれば単刀直入に反対表明をするタイプ。うまくいかないのは同じタイプだからか。
かの人の言動に、結構むっと来ている自分がいて、反証して打ち負かそうとする負けん気の強いところがありすぎる私。正しいことを目指そうとするあまり、納得できる落としどころを見つけることが苦手だ。
人間関係をどう保つか、それを獲得する良いチャンスなのに、また逃げてしまってよいの? どうなの??
こんなことをつらつら考えて、とうとう夕方に。
相手のご意見を伺うというスタンスで、対処してみようと、メンバー全員宛のメールを送ってみた。言葉足らずであったことも詫びた。
夜10時過ぎ、かの人からメールあり。
「ご理解いただきありがとうございます」と。
ちょっと気が楽になって、その夜は中途覚醒を一度もせず朝まで熟睡。
あぁ、へなちょこな私。
でも、一つ一つ人間関係の持ち方を見に着けて行けばいいじゃないの。
否定された時にどんな風に自分の感情が揺れ動くか、それを確認できただけでも
よくやった 私。