今年の梅雨は結構陽気で、ジャンジャン雨が降ると一時的に道路が川に変貌。
場所によって、雨水がたまりやすかったり、排水がスムーズだったり。
道路の両側に穴が開いていたり、格子状の場所に雨水が流れていく。雨水桝(うすいます)と呼ばれているものだという。
上からのぞくと、汚れた水やゴミが見える場所もある。雨水桝の入り口(排水口)が固まった土の塊で全部塞がっているところもある。この硬い塊を取り除いて中身を見てみると、いろいろな繊維やタバコはこの薄いプラスチックだったり。ただの土ではなく、いろいろなごみが混ざり合っている。
雨水枡の土を取り除いた方が良いのか。そのまま中に落としてよいものか、その土の処理はどうしたらよいか。
落ち葉は拾ったほうが良いのか。
私の住んでいる地域では、プランターの土を可燃ごみとして出すのは禁止されている。
色々分からないことばかりで、区の土木課のWEBに質問したところ、係の方から直接電話がかかってきた。
雨水枡にたまった泥やゴミの除去は3年に一度は定期的に行っているが、大雨の時に雨水桝に雨水が流れて行かないなどに気がついたら、土木課に連絡をすれば、定期の掃除とは別にゴミ等の除去を行うことになっている。少量の土や砂が雨水桝の中に流れていくのは想定しているので、基本は中に落としよいが、落ち葉などのごみは下水のつまりの原因にもなるので取り除いてほしいという。
私が拾う雨水枡の道路面の土や砂の量は、一回のごみ拾いで500mlの計量カップ一杯ほどと伝えると、土をわざわざ取り除かなくてもよろしいそう。
道路にあるいろいろな蓋に、興味がわき始めたので、外出時に道路面を見るようになってきた。新しくマンションなどができた道路と、古くからある住宅街では雨水桝の形が異なり、区によっても形が違う。練馬区や杉並区のホームページでは、道路掃除のお願いの記事があったり。
私はつい最近、雨水桝のことが気になり始めたばかりだが、道路の冠水予防策の一つとして、雨水桝の管理(道路の掃き掃除)をすでに住民にお知らせしている自治体もある。
普段の暮らしの中で、道路を掃除する姿を見かけることが少なくなった。近所のパチンコ屋さんでは、入口のガラス扉の拭き掃除と一緒に道路掃除を必ずしている。数軒隣のご近所さんも毎朝家の前の道路を掃いている。
道路の掃除をしている方の家の近くの雨水桝は、タバコの吸い殻も含めてゴミが落ちていず、土で入り口が塞がれていない。
そういえば、2021年冬ドラ「ミヤコが京都にやってきた!」で京都の町屋の習慣として、家の前の道路を掃くときはお隣さんの前も1~2mくらい掃くことが常識だと、父親の佐々木蔵之介が娘ミヤコに教えていたシーンがあった。
ベランダを履くための箒はあるけど、道路用の箒の用意はしていない。
住まいの通路も管理人の方が週に数回掃除をしているので、今までしたことはないし。
共用スペースの掃除を週に一回くらいはするようにしたいもんだ、今更ながら。