粗大ごみの提出日まで期限が迫ってきたので、とにかくやらなければならない。

 

  朝食を済ませてコーヒーを飲み、まずは昨日の洗濯物の片付け。竹製のカーペットを取り外し、家具を移動して掃除機をかけ、合わせて押し入れの下段にも掃除機。箪笥の上のものを床に広げてみるとすっかり忘れていたピンクとブルーの可愛いザックが出てきた。9号サイズのパンツやスカートも。会社のユニホームがポロシャツとチノパンツというカジュアル系に変化してから、私生活でもスーツを着なくなり洋服ダンスにしまうようなものは着なくなっていたので、改めて出して眺めているとこの十年くらいの生活の変化が読み取れる。

 

 家具の配置を変えてみると、移動する前よりずっと広々として落ち着きある雰囲気に。でも、まだまだ荷物が多すぎてこれからが勝負かもしれないなどと思えてしまう。

 

 竹製のカーペットはとても気に入っていたものだったけれど、はずしてみるとすっきり感が強くなって、やはり考えているのではなく、実際に片づけてみると次のアイディアも浮かんでくる。

 

  昼近くなると4月下旬の暖かさ。シャツ一枚でも少し汗ばむような陽気。

 

  気分も乗ってきて、つい一か月前くらいだったら、ここ数年使ったこともなく今後も使う可能性がなさそうなものでも、「ちょっとかわいいから」とか思い出が詰まっていると心残りがあってつい「保留」にしていたのに、今日はとても思い切りがよく、さっさと分別ができる。一時ユニクロファンだったのでユニクロのものが多いのだけれど、残すつもりは全くなく洗濯がし終わっているのでどんどんユニクロ袋が膨らんでいく。

 

 使うたびに洗濯や片付けなどの後始末ができていれば、モノの数はそうそう必要ではなさそう。私の場合は、使っても後始末をせずそのままにしているので、必要以上に物を増やしていただけだったのかも。自宅にいるのが4,5時間の睡眠の時だけのような極端な忙しさがしばらく続いたことがあって、あの時は洗濯などする余裕もなく家事をこなす能力もなく、手っ取り早くものの数を増やして対応しており、その時の癖が習慣化してしまったのかもしれない。

 

 現在の状況をそのまま観察して、事実をとらえるって大事です、ね。

 

 3月になって日暮れが5時半を回るようになって、作業時間が確保できるのもうれしい。

 

 夕方になって疲れたら、外食にしてもよいと思っていたが、意外に元気があって、マッシュポテトとカブと鯖缶サラダ。玉ねぎのスライスが残っていたので、ポテトと玉ねぎスライスに昆布酢とえごま油をかけると思った以上の美味しさで。

 

 肩こりや頭痛がひどくなることもなく、久しぶりに元気に一日を終えることができた。

 

 明日は家具を分解の予定。さらにスペースが生まれそうだ。