1/8に夫の父が亡くなりました。


娘が書いた手紙。
将棋を教えてもらったり、
手を繋いでコンビニへ買い物へ行ったり
いつも目を細めて娘を見ていた優しい顔を思い出します。


11/20に黄疸が出て緊急入院。
膵臓癌であることがわかりました。

大変な病気に震えましたが
その日まで仕事へ行っていた義父。
奇跡が起きると心から信じてました。

しかし結果的に
緩和ケアを選ぶことに。

家族で旅行に行きたい。
夫にはたくさん話をして欲しい。
孫たちを見て笑顔で過ごして欲しい。

そんな小さな願いを
叶えたいと夫婦で話し合ってました。

実際は父の看取りを経験した私が
夫を急かすように想いを伝えてました。
私は泣き、夫は怒る…そんなこともありました。

そんな中、
突然届いた訃報。

今年お別れすることは覚悟してましたが
まさかここまで早いとは…

想像もしてませんでした。

1/12が48回目の結婚記念日だった義両親。
亡くなる前日、
夕食後に2人で話をしたそうです。

そして義父は、
幸せな人生やった。
そう義母へ伝えていました。

言葉が多い人ではありませんでしたが
義母への深い愛を感じる最期。

お義父さんかっこ良すぎるよ…
涙が止まりませんでした。


通夜式も告別式もないお見送り。

このご時世ですが
2日間親戚が順々に集まり
ゆっくりと思い出話をして過ごしました。

たくさん泣いて
たくさん笑って
もっともっと義父が大好きになりました。

義母
義兄家族
我が家の8人で過ごす時間は初めて。
(集まる時はいつも義父が居ました)

それぞれが
できる方法で思いやり
支え合って過ごした3日間

何度思い返しても、
私はただ存在してただけですが(笑)

中3の甥っ子が、
義父を含め9人の名前を
折り紙に書きました。

先頭には義父の名前

(めちゃくちゃ達筆で、
 写メ撮っておけば良かったと後悔‼︎)

最後のお焼香の際、
これが目に入り…

この家族の一員になれたこと
この縁を繋げて下さったことに
感謝が溢れました。

ありがとうございます。
大切にします。


最近夫婦について考えることが多く
楽しみにしていたこの本を読んでます。
ひとりひとり違うのだから、
夫婦に色んな形があって当たり前。

私たちのベストな形を
見つける日々を長く楽しめますように。