旅の日記

 

 

  年を取ったら、若い頃のあれほどヤリたい事が、今ほとんど消えた、と

  言うより、、若く体力があったうちにヤリたい事はすべてヤッた、、で

  なんでそう言い切れるのか?、それはオレの欲望いや<欲>というんが

  小さかったんだ、少年の頃読んだ大藪春彦の小説、主人公→伊達邦彦が

  北朝鮮潜入の任務を終えて内閣調査室から、50億の成功報酬を得て、

  50フィートのヨットに、十数人の世界の美女を乗せて大海原へ繰り出す

  ラストシーンに憧れた、、<これからは勝手気ままに生きるのだ >

 

 

  後で知ったが、これは井原西鶴<好色一代男>のパクリ、いや剽窃だよ 

  な、、、まあパクリというなら、その後のオレ自身が大藪春彦の小説を

  モノマネ→猿真似人生をヤッタかんな、とはいえオレがジュライ時代から

  今まで使ったカネなんて3億前後、ひろゆきより、ホリエモンより負ける

  んだ、、、確かに金額ではセコイ、いや負けるが、その使用内容、また

  使ったカネに対する費用対効果→つまりコスパにおいてはオレは誰にも

  負けない、、何しろ、ジュライやキャピトル連中のセコさを学んだからな

  というわけで貝楽人生を送ってきたんだが、実際オレの人生は楽しかった

  特にジュライを知った後の後背位いや後半の人生はツいていた、オンナ

  だけじゃなく投資もうまく行った

 

 

  ところがオレの後背位いや後半の人生に、ツキが回ってきてギンギンに

  なってから、それとは反対に我が母国、日本は、そしてそこに生息する

  諸君は、、片倉が<ナナさん、経済というものは必ず循環するものです

  バブルが崩壊したからと言って悲観しなさんな、>とスワイパーで語った

  言葉とは裏腹に、、、日本人はその後30年も、韓国、中国に負け通おし

  今じゃ、もう日本自身が、自分たちを<3等国>と言うまでになった、

  AVじゃ毎日、日本人のオンナが黒人に後ろから、ナマでやられまくって

  いるし、これは終戦後の売春婦と何が違うのか、と言いながら勃起する

  自分が悲しい、かつてのバンコクだって、今じゃ日本人がタイ人にコキ

  使われていっかんな

 

 

  で、オレの人生後半はツキまくったが、、、そのツキと言うものを生かす

  つまりツキで稼いだカネを打ち込むオンナがもういないんだ、だってかつて

  愛した、田舎から出て来たばかりのサマール、レイテの、、新人は消えた

  フィリピンが経済発展してコールセンターで働けばバーで働く必要がない

  んだ

 

  もう昔の馬力もないし、旅もつまらなくなった、今のタイもベトナムも

  もうオレにとっては抜け殻でしかないんだ、オレが死んだら3億くらい

  オンナに残すんだ

 

 

 

                      # 死んでも後背位

 

 

 

 

                          ナナ