市川雷蔵
で、3回続いたオレの、<昭和の俳優論>なんだが、昨日の森繁久彌が
昨夜の時点で<いいね>が一つだったんで、、もう読者も飽きて来たか
そろそろ潮時、今日はいつもの打ち込みネタに、、と思っていたら、、
なんと今朝ここをチェックしたら<いいね>が5つに増えていたんだ
それで気が変わって今日も1960年代俳優シリーズを続けっかんな
で今日は、昨日やろうとしていながら、かつて描いた絵が見つからず、
森繁久彌に変更した元ネタの<市川雷蔵>について語っかんな
で市川雷蔵なんだが、今まで上げた、山村総、三船敏郎、森繁久彌に
比べっと、やはり過去の人と言った風情がある、、その理由は上の
3人は長生きして昭和が終わった後も暫く存命だったが市川雷蔵は
その人気が絶好調だった1969年、突然この世を去ったからである
わずか36才だった、、オレも当時の事は覚えてないが、とにかく
大変な人気俳優、多分、人気、実力とも当時のナンバー1だったが
彼が亡くなった時の衝撃は去年の田村正和の比ではなかった、なぜ
なら田村正和の場合は、同じ二枚目でも、もう昨年の時点で、ほぼ
彼が演ずべき役柄は演じ切っていた、、ファンもジジイになった
田村正和に、新作を求めず、今まで演じたドラマの過去作品だけで
もう充分だった、しかし市川雷蔵の場合は、彼は30代において
様々な名作に目じろ押しに出演していて、、また当時は日本映画が
全盛時代で名監督が沢山いて、彼のように顔も演技も優れた男には
抱えきれないほどのオファーがあった、、しかし当時は彼が東宝や
日活などの他社作品に出演したくとも5社協定と言う、<大映
専属俳優は日活や東宝など他社作品へは勝手に出演できない>と
いうアホな協約の為、市川雷蔵は、星由里子や浅丘ルリ子とは共演
できなかった、、だから彼の相手役はいつも藤村志保なんだ、、
で 市川雷蔵の代表作なんだが、、そりゃ一般には眠狂四郎につきる
だろう、、もちろん伴天連の血を引いた混血児の剣豪、眠狂四郎の
魅力は今見ても色あせず、、余りの人気に他社も相乗りして、2匹
3匹目のドジョウを狙った、田村正和、松方弘樹、片岡孝雄などの
二枚目俳優が眠狂四郎に挑んだが、、、市川雷蔵を超えることは
なかった、、顔だけなら他の俳優も負けないんだが、演技の凄みと
いうもの 役になりきっていて、まったく力みがない、やはり梨園
歌舞伎出身者はどこか違うなあ、もっとも同じ歌舞伎役者出身の
香川照之が 今、キャバクラ嬢のブラジャーをムリヤリ外したとか
騒いでいて彼を、ひろゆきがかばっているよな、やはり現代人は
オレや片倉や ひろゆきだけでなく本来はオンナに不自由しない
有名人でも溜まってるんだ、簡単にSNSに晒されてしまう時代に
生まれた悲劇だよな、オレのようにフィリピンでヤレばよかった
んだ
で話が飛んだが、、オレの市川雷蔵ベスト作品は、1964年
< 続、霧隠れ才蔵>、、この作品はヒジョ~にマイナーだ
なぜなら彼には眠狂四郎のほかに片倉の絶賛する<陸軍中野学校
シリーズ>それに彼が二枚目だけでなく、じつは剽軽な喜劇も
こなせる役柄の幅の広さを示した<濡れ髪牡丹シリーズ>が、
オレは好きなんだ、三国連太郎や森繁久彌もそうだが真の一流
俳優はじつは喜劇がうまいんだ、つまり市川雷蔵を語ろうとすると
余りにも出演作が多すぎて、しかも今見ても傑作ぞろいで、話が
終わらない しかし最近発見した<続、霧隠れ才蔵>をオレが
なんで一押しかと言うと、それは、あの隠れた日本一の美人女優
→藤由紀子が出演しているからなんだ、、霧隠れ才蔵が、大阪城
落城の際に救い出した真田幸村<若山富三郎>を沖縄へ逃すために
スパイ潜入の旅をしている際に、現地で酒場で男の相手をする
女たちの一人を演じている<実は服部半蔵の部下、徳川方の
くの一忍者>その時の彼女の妖艶さ、、オッパイもオマン〇も
今のAV女優みたく見せるわけじゃないのに、表情だけでオレの
勃起を誘う あの目の色気、市川雷蔵もそうだが、昔の俳優、女優
というんは、、顔の表情、体のしぐさだけで、、充分、男を官能に
誘う演技が出来たんだ、、フェラテクの上手い百合川さらちゃんに
ぜひ藤由紀子の表情を学んで貰いたい
# オレの俳優論、いつまで続くのか
ナナ