波音はあの頃のまま
遠い夏を連れてくる
海と少年-大貫妙子
(1978)
夕陽は暮る海に 溶けだして
熱い体をつつむよ
かけだした砂浜に
影のびて夏の日の終り告げる
陽射のまぶしさ
いつしか消えさり素足に潮風
明日には
ちりぢり街へもどるよ いつかまた
海なり聞こえてくる 浜辺には
人の足あとも消えて
崩れ飛び散るしぶき
浴びながら秋の気配かんじてる
独りで寝そべり船出を夢みる
この海渡るさ
手を振って港を遠くながめる
いつの日か
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𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖 𝒇𝒐𝒓 𝒗𝒊𝒔𝒊𝒕𝒊𝒏𝒈 ✦










