史上最強の敵、登場!
時計じかけのごとく緻密な犯罪計画をひっさげて
ライムとアメリアを翻弄するウォッチメイカー。
次はいつ、どこで、誰が殺されるのか。
熾烈な頭脳戦に勝利するのはライムか殺人者か?
ウォッチメイカーの真の狙いとは?
ドンデン返しの名手の技が冴えわたるライム・シリーズ最新作!
洋書はほとんど読まない私。
『ボーンコレクター』のシリーズとは知らず
このミスから選出。
読み始めてすぐにシリーズ物だと気付いたが
1作目からにしようかと思ったが
やめられない、とまらない。
序盤は淡々としていながらも
連続する事件
並行する事件から目が離せない。
2つのまったく違った事件が
いつどこで交わるのか、そこにも期待しつつ
どこだ、誰だ、と読み進めていった。
主人公はもちろん周囲を彩る面々も
さすがシリーズを張るだけある。
カタカナ名はコンガラガリ気味な私だけれど
登場人物のページに戻ることなく
個々のイメージが活き活きと一人歩きしていた。
キクシネスのエキスパートとして登場した
キャサリンダンスは、ある意味ライムと対極のスーパー。
ナイススパイスな存在として印象深いキャラだった。
ストーリーも久々の本格ミステリーで
読み応え十分。
怒涛の連続事件で
スイスイドンドンと沖へ沖へ
そして
並走する事件、熾烈な頭脳戦で
ググッっと深く、潜る潜る
で、最後は一気に水面に浮上
一息ついたところで、さらに舞い上がる、飛び上がる。
ドンデン×ドンデンのエンターテイメントだった。
重厚さを物ともせず完読。
次は
シリーズのスピンオフ作品『スリーピングドール』を。
その後『ボーンコレクター』から読み直したい。
★★★★☆ みんながスーパーでも。