映画『カード・カウンター』が、2023年6月16日(金)より順次全国公開される。ポール・シュレイダーが監督・脚本を手掛け、製作総指揮はマーティン・スコセッシ。

ポール・シュレイダー×マーティン・スコセッシがタッグ

『カード・カウンター』場面カット|写真1

映画『カード・カウンター』は、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』などの傑作映画を⼿掛けてきたポール・シュレイダーが監督・脚本を手掛け、盟友マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めたスリラー映画。

罪の意識に苛まれる孤独な男を描くスリラー

『カード・カウンター』場面カット|写真5

主人公は、元上等兵のウィリアム・ティリッチ。自らが犯した罪に苦しみ、刑務所で服役した後、ギャンブラーとして出直そうとしている。愛と⼈とのつながりを手にした今もなお、過去に犯した⾏為に苛まれるウィリアム。唯⼀の解決策は、⾃らの過去に向き合うことだった。

『カード・カウンター』場面カット|写真4

『タクシードライバー』でロバート・デ・ニーロが演じたトラヴィスや、『魂のゆくえ』でイーサン・ホークが演じた怒れる神父と同じく、『カード・カウンター』でも怒りと罪の意識に苛まれる孤独な男の魂を、エンタメ性も加えながら描写。スコセッシの名作『カジノ』を想起させる退廃的なカジノのプロダクションデザインの中で、徐々に追い詰められ復讐へと駆り⽴てられていく主人公の姿を表現する。

主演はオスカー・アイザック

主演はオスカー・アイザック。影を抱えた主⼈公ウィリアム・ティリッチを、ミステリアスな雰囲気と⾊気たっぷりに演じている。ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーが、脇を固めている。

『カード・カウンター』場面カット|写真2

■主人公ウィリアム・ティリッチ…オスカー・アイザック

ギャンブラーとして出直そうとしている元上等兵。特殊作戦兵⼠として⾃らがアブグレイブ捕虜収容所で犯した罪に苛まれている。『DUNE/デューン 砂の惑星』「ムーンナイト」のオスカー・アイザックが演じる。

■ラ・リンダ…ティファニー・ハディッシュ

ギャンブル・ブローカー。

■カーク…タイ・シェリダン

ウィリアムと疑似⽗⼦のような関係を結ぶ若者。

■ジョン・ゴード…ウィレム・デフォー

ウィリアムの元上司。物語のカギを握る人物。

【詳細】
映画『カード・カウンター』
公開日:2023年6月16日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国順次公開
脚本・監督:ポール・シュレイダー
製作総指揮:マーティン・スコセッシ
出演:オスカー・アイザック、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォー
撮影監督:アレクサンダー・ディナン
プロダクション・デザイナー:アシュリー・フェントン
編集:ベンジャミン・ロドリゲス・ジュニア
衣装:リサ・マドンナ
音楽:ロバート・レヴォン・ビーン、ジャンカルロ・ヴルカーノ

2021年/アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン/英語/112分/カラー/ビスタ/5.1ch 配給:トランスフォーマー