末期がんには違いないけど、みるみる元気になっていく母をみてとてもうれしかった。
腹水もさーとひいて、どんどんご飯が食べれるようになり体重も純粋に脂肪として増えていった。

まだ腹水が減りきらないころ母が、
「あんたの作るパンだけは食べれるねん」
と言ってくれたことから、その後私は狂ったようにパン作りに没頭する。

なくなってからの数日は逆にもう食べてくれる人がいなくなったので、
突然パンつくりの熱が冷めてしまったくらい。

数週間たってようやく再開したけど。

あまり細かい記憶はないが、TS-1を開始してから1ヶ月程度で腹水はなくなり、
母の体力も回復し、元の生活に戻っていった。

本当に奇跡に感じた。

このころ、私はガンに関する市販の書籍や末期がんから生還した人のHPなどを色々と読み、
友人の医師にも相談しつつ、結果抗がん剤以外は食事療法を取ることにした。

これがおそらく抗がん剤の副作用を減らしたように思う。

具体的には、
クリアリブという健康食品に手を出した。
これは末期がんから生還した人のHPを参考に。
取り扱っているのはクリアさんというお店(ネットで検索できます)で、
その後、母はこのお店の方によく相談していたよう。

それも支えになっていたと思う。
いつだったか、腹水が減ったときだと思うが、先方からお花を頂いてとても喜んでいた。
亡くなったことも私が伝えたが、その際にもきれいなお花を贈っていただいた。

それから野菜ジュース。(にんじんジュース)
無農薬のにんじんを取り寄せて毎日1リットル近く作って飲んでもらった。
母は自分でがんばって作ってくれた。

あと、定番のアガリスク。
これは母の幼馴染がオッペンの化粧品を扱っているのでそこから購入。
母は言われたとおり、4時間おきに100ミリを毎日飲んでいた。

すべて金額も相当なものだが、これだけの水分摂取をずっと続けていた母の根性には
頭が下がる。

また、食塩がガンの栄養剤になるとのことから、無塩の生活をしていた時期もある。
これについては、近所の小料理屋さんがとてもよくしてくださったおかげで、
無塩でも食事を楽しむことができていた。

トマトや香辛料で工夫してくださっていた。
京都にある食事療法の病院にも通っていたが、そこの病院でもその小料理屋さんの料理の
内容には驚いていらっしゃった。
本当にありがたい。

そのほか、なるべく身体によいものだけを食べるようにしてもらっていた。
いわゆる化学調味料を極力取らないように。

これらの免疫力アップで抗がん効果を狙っていた。
本当はガンをなんとしても治すぞ!身体は食べたものからできているのだから!
免疫をとにかくあげてあげて!!
絶対治すぞと。

結果、完治はできなかったものの副作用もほとんどなくQOLはかなりのものだったと思っている。