ご報告が大変遅くなってしまいました。
誘発分娩のために入院した2月23日の夜、弟くん無事に誕生いたしました。
今日で生後19日目となり、
今は自宅にて3時間おきのお世話に忙殺されています。
実は入院から出産までアクシデントが続き
まして、
なんと書いたらいいのかまとまらずブログをアップできずにいました。
そもそも入院するきっかけとなった「4100~4200gの巨大児出産」も
入院した日の検査で推定体重は3200~3600g、大きめだけど異常体重ではないと撤回され
予定日も1日経過していたのでそのまま予定通り翌日から促進剤を使用していくこととなりました。
このとき子宮口が3cmほど開いていたようで恐怖の子宮拡張の処置を受けずに済むことになりとても安堵したのですが
その直後に行われた叫ぶほど痛い内診の最中に破水。
じょぼじょぼ流れる大量の羊水に不安を覚えましたが、流れに身を任せるしかなくなりました。
すぐに抗生物質の点滴をしてもらい
夜間は自然陣痛を待ち、朝から陣痛促進剤を使用していくことに。
破水した時間は17時30分頃のことでした。
その後も羊水がじょぼじょぼ流れ続け、時間の経過とともにどんどん血液が混じるように。
20時25分、陣痛が開始。
陣痛開始後すぐに陣痛間隔が5分に。
昨年亡くなった息子を出産したときも陣痛が始まってから90分ほどで出産に至ったため
オットにすぐに駆けつけられるよう待機するようメールし、
21時ちょっと前にナースコールをしたのですが
さすがに本陣痛だとは思って貰えずモニターをつけて様子をみることに。
その間に陣痛間隔が2分に。
21時30分頃陣痛室へ移動。
陣痛室で途中経過を診て下さった先生にも本陣痛だとは思って貰えず
このまま本陣痛に移行するといいですね~なんて言われ
オットを呼んでいいと言われる前に産まれちゃいそうだなぁと内心思いながら
モニターと点滴があるため楽な姿勢にもなれず猛烈な痛みの波をひたすらたえていました。
ご家族を呼んでいいですよと言われ、21時55分にメール。
この頃にはほとんど休みなく襲ってくる痛みにオットからの返信を読むゆとりもありませんでした。
その後どれくらい時間が経過したのかはわからないのですが
このまま何時間もこの痛みが続いたら死んじゃうかも…って思った瞬間
急にバタバタバタと何人もの人が部屋に入ってきて
ピーピーと機械のエラー音が部屋に鳴り響き
聞こえてくる会話から弟くんの心拍が停止したことがわかりました。
痛みの中身体の向きを変えて心音を何度も何度も探してもらったけれど何も聞こえてこず
また我が子を失ってしまうのかと絶望的な気持ちになったけれど
最後まであきらめたくなくて
私に出来ることは呼吸をして弟くんに酸素をおくることだけだと思って
続く痛みの中呼吸することだけに集中しあとは身を委ねました。
すぐにコードブルー発令の緊急帝王切開に切り替わりました。
10時40分、弟くん帝王切開にて誕生。
全身麻酔の影響もなかったようで取り出してすぐに産声をあげてくれたそうです。
後で助産師さんから聞いたところ、「医師も看護師もあのときいたみんなが本当にひやひやしました」とのお話しでした。
入院先が緊急対応のできる病院で本当に良かったです。
弟くんの心拍停止の原因は
破水し大量の羊水が流れ出たためにクッションとなる羊水が少なくなってしまい陣痛の子宮収縮時に臍帯が圧迫されてしまったことが原因ではないかとのお話しでした。
息子のときのように弟くんにも二重の臍帯巻絡があり、お産が進んでもなかなか産道に下りて来れなかったことも原因のひとつではないかとのお話しでした。
臍帯の一部に異常がみられたため、現在検査結果を待っているところです。
息子のときも臍帯の一部に狭窄がみられたため、私自身にやはり何か問題があるのかもしれません。
そんなこんなで色々ありましたが弟くん、無事に産まれてきてくれました。
見守って下さっていたみなさん、
温かいメッセージやコメントを下さったみなさん、
本当にありがとうございました。
ようやく、生きているわが子を抱くことができました。