昨日出社後に
各部署のワーママが一斉に上司に相談をしました。

多方面からの話だったからか
社長に話がすぐに上がり
検討してもらえることに。

もちろん今社長が決めなくちゃいけないことは
それだけじゃないのはわかっていたけど
私達にとっては子供の命が最優先。

待っている時間はとても長く感じました

16時半、ついに待ちに待った通達が。

「小さな子供のいる社員は休校、休園に伴い家庭でお子さんを見なければならないときは自宅待機を認める。なお、その際の扱いは年次有給休暇ではなく特別休暇とする」

特別休暇は給料も保証される
有給も減らない

という私達が望んでいた最高の回答をいただけました。

この会社に勤めていて良かったと思うシーンは
これまでに何度もあったけど
昨日が一番感じました。

長く働きたいと思って選んだ会社。

ほんとに今の会社に勤められてよかった。

もちろん、対象外の社員も大勢いるわけなので
あとはその人たちに理解してもらわないといけません。

私達が休んでも
基本的に会社は通常営業。

引き継ぎもあるし、
任せないといけないこともある。

でも申し訳ないけど
子供を守らないといけない。

だから迷惑をかけることは承知で
お願いをしないといけない。

理解してくれた会社には
感謝しかありません。

クビを覚悟でお願いしたけど
もっと会社にいていいんだ。
勇気を出してよかった。

昨日のお迎えのとき
保育園と学童には伝えました。

どちらの先生も喜んでくれました。

「お母さん、本当にありがとう」
言われてまた泣きそうになりました。

そんなのこちらのセリフです。
今まで私達の代わりに
子どもたちを守ってくれてありがとう。

先生方のおかげで今のところ我が子達は無事です。

これで学童も保育園も0.1かもしれない。
たった0.001かもしれないけど密度を減らすことができたはず。

我が子も守れるし
他の人の子供も先生たちの命も守れるかもしれない。

大げさと思えばそこまで。

でも確実に命を考えないといけないレベルまで達してるとわたしは思ってます。

母になった私の次の夢。
「孫を愛でる」

そのためには娘たちに死なれちゃ困る。
私も死ねない。
周りの誰も死んでほしくない。

志村けんさんが死んだときのような
あの悲しみをこれ以上経験したくない。

遊ぶな!
飲み行くな!
花見すんな!
出歩くな!

確かに辛いけど、辛いのは自分だけじゃない。

子どもたちも頑張ってるんだから
大人も精一杯頑張ろう。