私たちの会社の中であくまでも個人的にですがベビーシッターとは全く別に
たまにですがボランティアもしています。
活動は以前のホームページには掲載していましたのですが今は掲載は控えています。
アフリカの子供のチャイルドスポンサーになったりもしていました。
先日もボランティアということで古着ではなく子供の服を買ったけど成長が早い子供ですから着せられないままタンスの奥に眠っていた未使用の服だけを集め
都内の孤児院に持っていくことにしました。
親のいない子供たちにオシャレをしてほしい、喜んでほしいということでやろうと思いました。
あらかじめ電話をしたのですが
こんなお話を孤児院の方がおっしゃっていました。
「大変ありがたいお話ですがアトピーの子供もおり、素材によっては着せることがなできない」
と
確かにその通りです。
でも、それほど遠い孤児院ではなかったのでとりあえず伺うことにしました。
孤児院の方、元気な子供たちに迎えられ入り口で持ってきた大量の新品の服を孤児院の方に早速見てもらいました。
しかしやはり、すべての服を寄付することができませんでした。
というのもこういった理由です。
その孤児院はアトピーの子供も、そうでない子供も同じ生活空間で生活しているということ
ですからアトピーでない子供は持って行った服をきることができる
でも、それを着ている子供とアトピーの子供が同じ空間にいるために
アトピーの子供に影響が出てしまう
ですからアトピーでない子供もアトピーの子供が着ても、触っても問題がない素材でないと着ることができないと・・・・・
もちろん、アトピーに関してもお医者様にはかてませんが重々承知はしていたつもりでしたが
そこまでしなければならない環境だということを知りませんでした。
しかも、その子供によって反応してしまう素材の種類が違うので
綿だから大丈夫、という話ではありません。
孤児院の環境の難しさを改めて知り、ご説明いただいた後は
その環境の難しさに唖然としてしまいました。
ですのでどういった素材なら子供たちがみんな着られるのか聞く余裕もありませんでした。
子供たちは持って行った服を見て喜んでくれましたが
結果、ひとつも寄付することができませんでした。
他の孤児院ではどうなのかわかりませんが
伺わせて頂いたところはこのようにとても難しい環境に子供たちが置かれ
それを慎重に管理している孤児院の方々を目の当たりにして孤児院を後にしてからすごくいろいろなことを考えさせられました。
そして未だに、そいうった環境の子供たちに何がしてあげられるのかと考えています。
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