血液のがんは、白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫に大別されます。

しかし、血液の成分となる細胞ががん化し、異常に増えているという点は同じです。

中高年に多くみられる病気です。 それぞれ何種類ものタイプがあり、タイプによって特徴も治療の進め方も違ってきます。 

 血液細胞は、赤血球、白血球、血小板の大きく三つに分けられます。 血液のがんは、これら血液細胞に異常が生じ、がん細胞となって増え続けていく病気です。

血液がつくられる過程や、血液の働きはとても複雑です。 どの細胞ががん化し、どこで増えていくかは、リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫それぞれで違います。

■ 白血病

  血液に異常が現れやすい

  大量の放射線に被ばくした

■ リンパ腫

  がん細胞がリンパ節などにかたまりをつくる

  関節リウマチなどの自己免疫疾患、免疫を抑制する薬の使用などが、リンパ腫の発症に

  関連することがあります。

■ 多発性骨髄腫

  骨に異常が現れる