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世界ユース選手権ベスト4をかけた準々決勝のスペイン戦。
スペインのポストシュートで始まった試合は、日本もすぐに徳田のミドルで追いつき、さらに村木の速攻で勝ち越し。ここまで勢い溢れる進撃を続けてきた日本の好調さが実証される立ち上がりだった。

その後は日本が村木、アダムらでゴールを揺らせば、スペインもサイド、カットインなどで得点に結びつけ、19分までに同点に並ぶこと9回と全く互角の展開だった、

前半20分まで全く互角

しかし、20分以降、スペインの7mスローと速攻で初めて2点差をつけられると次第に流れが相手に傾いた。

日本は展開力豊かなスペインのセット攻撃にディフェンスを崩され、阿部、アダム、徳田がミドルで応戦するものの、12ー15と3点を追う形で前半30分を終えた。

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大事な後半立ち上がりもスペインが先手を取った。大きくパスを左右に展開させ、カットイン、サイドと揺さぶりをかけてくるスペインの前に日本は手痛い3連続失点。

ここで離されると苦しくなる日本はアダムのサイド、村木の速攻からのミドルで2点を返して食らいつくが、このあと再び3点を連取されて8分15ー21と6点ビハインドを背負った。

展開力豊かなスペインに苦戦

日本は単発なシュートがスペインGKに阻まれるなどでなかなか突破口が見出せず、10分過ぎのパワープレーチャンスも逆にロングで失点するなどでジリジリと差を広げられた。

前半序盤で3枚のイエローカードを切られたこともあり、後半の日本は退場、7mスローを課せられるケースが目立ち、6人攻撃からの得点も流れを呼び戻すまでに至らなかった。

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7mスローを阻んだ堀田

なんとか挽回を狙ってのアグレッシブなディフェンスを仕掛けるものの、スペインは昨日のエジプトのようなミスから大崩れすることもなく、サイド、ポスト、ロングと確実に得点を加えていった。

25ー18、28ー20、31ー22と優位をキープするスペインの前に、時間の経過とともに日本は敗色濃厚に。

まだチャレンジは終わらない

それでも最後まで諦めず、徳田のカットイン、阿部の速攻などで終盤に5点を返したヤングJAPAN。27ー32で屈しはしたが、このあとの順位戦に望みをつなぐ意地を見せた。
この試合のベストプレーヤーはキャプテン村木に。

まだまだ若武者たちの世界チャレンジは終わっていない。さらなる応援をジョージアの地に送りたい。

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ベストプレーヤーに選ばれた村木