搬送〜入院

救急車の中、旦那さんと娘、
救急隊の方、マスクをつけてて
表情がなく、怖く見えたのを覚えています。

触れられた手が冷たくて、
手をたたいた記憶もあります。

病院についてから、病室に運ばれるまでに、
通りかかった色んな人の顔を見て、
誰々に似てるな～と思ったりしました。


そして、病室に入りました。
普通の病室ではありません。保護室です。

旦那さんも最初は入室しなかったので、
もうこの世で旦那さんと会えるのが
最後かと思い、すごく寂しかったのを覚えています。

また、同時になぜか
男女逆転した世界に飛んでしまって、
自分は男になって、また旦那さんに出会いたい気持ちがあって、
その世の女性版の旦那さんを
探さねばいけない気持ちになりました。

その時に担当して下さった看護師さん（女性）が
旦那さんなんだと思い、それを確かめるために、
自分とキスして！とお願いしたのを入院後だいぶ経ってから
思い出しました。

恥ずかしい話です・・・。
後から思い出したことをその看護師さんにも伝えましたw

その看護師さんは、私の担当看護師で、
その後もたくさんたくさんお世話になりました。


ベッドにくくりつけられた私は、

その看護師さんに手を握られて、
眠るのを待たれました。
私はてっきりもう目をつむったら、
死んでしまうんだと思っていました。
そして２日ぶりの眠りについたのです。

ここから私の入院生活がスタートします。

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