友人が離婚をして姓を戻す戻さないという問題で今考えているらしい


その友人には子供がいて

子供が自分は改姓したくないと言っているらしい


友人は改姓しないという選択を考えているというところまで聞いている。



妻も知った人なのでその話で妻と意見を交換したところ

自分の考えが浮き彫りになって面白かった。


自分は姓を変えるということはあまり考えたことがない。

長男として生まれて変えるという選択があり得ない世代の生まれだ。


離婚を数回しているのでその度に妻たちには改姓という行動をしてもらっていた立場


勝手なものだと思うが

女性が変えるのが当たり前と思っていた。



妻は自分の過去の名前(というか人生)があまり気に入っていないので結婚とともに改姓するのは喜ばしいことで

離婚したとしても元に戻すつもりがないという意見だった


だから離婚時の改姓自体はしないという判断は


子供のことを考えるとまあ良いのではないかという意見だった。


自分はもし自分が女性で結婚して改姓して離婚したら

間違えなく速やかに元の姓に戻すと思う。


名前はアイデンティティーだからだ

自分が自分であるという存在を表す

自分の人生で最も自分を表現してきた記号を

好ましく思えない人の記号のままにするというのは考えられないからだ。


自分で考える離婚時の改姓に関わる判断材料は以下の3点


1その姓を気に入っているか

2家族(子供)と違う姓になるデメリット

3再婚離婚した場合旧姓(本来の)に戻せなくなるデメリット


仮に気に入っているならそれもありだが

子供と保護者の名前が違うと言うことは別に問題がなかった経験がある

旧姓に戻せないというデメリットは大きい


ので自分なら旧姓に戻すだろう



離婚時に姓を戻す

戻さないという処理は極めて単純で簡単だ


しかし一旦決断して記録されたのちに変更するのは可能であるが面倒臭い

家庭裁判所を挟まないといけないからだ。




そもそも改姓自体多くの事務処理が必要

どんなに急いでも通常半月から一月はかかる

細かい改姓の処理(ネットなどを含めると)を含めるとゾッとするくらい処理が多い。

完全に終えられることはないのではないか?


その煩雑な仕事をしたくはない

(自分はしなかったのに勝手なものだが)


それを補ってあまりあるのが

自分というものを表す姓という名前



こんなことを考えていると

自分は名前に結構囚われているんだなと感じた。

どっちでもいいのだな


結婚や離婚時に伴う改姓という制度はかくも煩雑で不自由にできている。