去年の１１月の旅行記
熱海に来たかったのは
とある小説を読んだ影響もありました
酒飲みさん必読の『居酒屋ぼったくり』の作者
秋川滝美さんの『ひとり旅日和』
さすが食小説『居酒屋ぼったくり』の作者だけに
食べ物の描写が魅力的
美味しい干物と
来宮神社にある麦こがしソフトクリーム
食べてみたい～
樹齢2100年を超える御神木も気になるき～という事で
小説で描かれている場所に実際行くと
ただの観光名所として行くより楽しい
あの場所がここか～みたいな
謎解きゲームみたいで心が弾みます
秋の時期に行くと
神職や巫女さんが落ち葉をハート型に
本当はハートではなく猪目（いのめ）と言って
古来から厄除け・福を招く模様なんやって
境内はとても広く
歩きやすく整備された木々の間を歩いていたら
清々しく心地よいです
見所もたくさんあるので
じっくり周りながら
たどり着いた
境内の奥にある御神木「大楠（おおくす）」
ビル10階のほどの高さに相当する巨樹
2000年の時を超えても衰えることがない生命力
「幹を一周すると寿命が1年延命する」という伝説にあやかり
２週ほど周りました 笑
・・・ここは謙虚に、な？
煙草も吸うしお酒も飲むし
寿命が２年増えた所で
±０どころかそれでも平均寿命マイナスちゃう？
でも実際に目の前でこの楠を見たら
迫力がありすぎて怖くなった
根拠のない『何とかパワー』的なんは信じてへんけど
自然の生命力の強さを目の当たりにすると
自分も力をもらえるというか
何千年も生き続けている強さに勇気づけられ
こら人間とは比べ物にならん
自然には勝てへんから自然に任せたらええ
とわけわからん事を悟り
任せた結果。
名物の麦こがしソフトクリーム
第１巻で日和さんが食べた奴がコレか～思うと
これまた感慨深く
きな粉のような風味がして香ばしく絶品
続く