みなさんは東武西板線をご存知でしょうか?
西板線
西板線とは現在の東武大師線を一部として、
西新井から上板橋を結ぶために計画された
路線です。
1924年に鉄道免許状下付(いわゆる路線敷
設許可)が下ろされました。ところが、そ
のころに発生した関東大震災の影響で計画
は頓挫され、1931年に現在の営業区間であ
る西新井〜大師前間の1.1Kmが開業しまし
た。1年後には起業廃止許可(起業廃止許
可(鹿浜〜上板橋間)が出され、大師前〜
上板橋間が公に廃止になった。
↓多分その頃(1920〜30年頃)に活躍した
東武の車両(東武B1形)
※ちなみに大師線という名がついたのは19
47年
↓現在の大師線の路線図
ではここから予想をしていきましょう。
まずWikipediaの情報を見ると途中駅に
大師前・鹿浜・神谷・板橋上宿の記載
がある。ところが、営業キロが11.6Km
との記載もあるため一区間あたりの駅
間は、2.3Kmとなる。流石に都区内で
は厳しい気がする。そのため、駅をず
らしたり、追加したりした。
使用サイト
https://any.chi-zu.net/index.html
次に運行本数、両数、ダイヤ、配線、種
別を考えていく。
まず、配線についてである。おそらく複
線になると思われる。野田線のように単
線混在or単線のみにしてしまうとダイヤ
の成約ができてしまい。優等種別が走ら
せられなくなってしまう。単線オンリー
ならなおのことだ。
次に両数、6両編成〜8両編成が妥当で
あろう。5両以下では東京都区内を走
る路線としては厳しい気がする。逆に
8両以上は供給過多であるだろう。
次に配線図を考える。既存の配線な
どを利用し、この様になった。
既存の配線を参考に作成した。
各駅の構造の紹介
西新井
西板線用を一番上の1線、下の2線で確保
している。当駅止まりは一番下、本線直
通は残りの2線で対応する。(本線直通は
後に解説)
大師前
現在と同じ位置に設置。立地から考えて
島式ホームにした。
西新井大師西
日暮里・舎人ライナーとの接続駅。日暮
里・舎人ライナーの開業に合わせ、出来
た(という設定)
鹿浜
線内唯一の待避設備のある駅。正月シー
ズンや早朝、深夜には当駅止まり運行も
できる。
神谷
荒川、隅田川を渡った直後に設定。東京
メトロ南北線 王子神谷駅が徒歩圏内
上十条
都道318号(別名環七)沿いに設置。当
駅から地下or高架区間にはいる。
板橋上宿
ときわ台駅のやや北に設置。対向式駅
上板橋
東武東上線との接続駅。一線は車止め、
もう一線は東上線と繋がっている。こ
の連絡線、直通運転のためではなく、
東上線↔スカイツリーライン間の車両
輸送のためである。
次に各種別と停車駅
普通 各駅に停車します。時間帯によっては
日比谷線に直通する。
区間急行 朝晩に設定。本線(スカイ
ツリーライン)と直通し浅草まで
走る。
急行 区間急行が走らない日中時間帯に本線
に直通しない優等種別。区間急行と同
じ駅に停車する。
特急 500系で運転。 年始シーズンに浅草か
ら走る西新井大師参拝のための臨時種
別
次にダイヤ。休日ダイヤを作成した。
※小さいので拡大して見てください。
朝晩を中心に本線に直通する列車がある。
種別は区間急行と普通であり前者は浅草、北
千住行き、後者は中目黒行きや南千住行きに
なる。
車両
8000系を使いつづけるということはないと思
う。というかない。本線に直通する関係で10
000系列を用いると思う。6両編成や8両編成
の場合は空転の可能性は限りなく低いですし。
本日はこれにて終了です。ぜひ皆さんの意見を
お聞かせください。
ありがとうございました!