こんにちは南クリです。 今回は東武鉄道の

今後について考察していきます。 

 

※一部個人の意見、感想を含みます。

 

 

①車両編

 

まず、現時点(2024年1月13日時点)で判明

している新車両導入は

 

(1) N100系増備(6両×2本)

 

(2)野田線の通勤電車 (80000系)

   (4両×18本)、(5両× 7本?)

 

(3) 大師線亀戸線の新型車両

   (2両×6本?)

 

それぞれ考察していきます

まずは東武N100系です。この車両は2023年7月

15日のダイヤ改正で新型フラッグシップ特急

「スペーシアX」として6両編成×2本が営業

運用を開始しました。先代フラッグシップ特急

であった100系「スペーシア」の設計を受け継

ぎ、豪華で快適な車内空間を実現しています。

2024年1月時点では平日2往復、休日4往復が

運行されていますが、2024年3月16日のダイ

ヤ改正から毎日6往復の運行になります。そ

れに合わせ、N100系が増備(6両×2本)さ

れます。公式の特急時刻表(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20231215100153k7Tr6HqNsqpjkXm_QX_PfQ.pdf

を見た感じ運用数がおそらく3つなので、1本

が運用増加分、もう1本が予備車確保のための

増備だと思われます。

 

次に東武野田線の新型車両です。

先日、公式から新型車両を「80000系」とす

る旨が明らかになりました。80000系につい

てわかっていることをまとめます

 

・5両編成に編成を短縮

・60000系の中間車を組み込む

・同期リラクタンスモータ、リチウムイオン

 二次電池、SIV(静止形インバータ)を搭載

 

大きく分けてこの三点です。

 

まず5両化です。 おそらく沿線民が一番驚いた

であろう情報で、一沿線民である僕は、少し厳

しいと感じました。

そもそも東武野田線は武蔵野線や南武線、横浜

線同様、大都会に向かう路線同士を乗り継ぐた

めのような役割を持っています。そのため、ラ

ッシュ時間帯は、上下線の車両全体で激しい

混雑が見られます。増便で賄う可能性もありま

すが、現状、野田線には単線区間も残っている

ため、一朝一夕には行かないのが現状でしょう。

もし5両編成にして増車or増便する必要性があ

るなら、何かしらの手が打たれるでしょうし...。

 

つぎは大きなお友だちが一番驚いたであろう情

報です。60000系の中間車を組み込むというこ

とも追加で発表がなされました。ところが

60000系の製造数は18本、6両から1両を抜いて

5両化すると中間車は18本、8000系と10030系

を足した25本にはわずかに足りません。そこで

E235系山手線のときにも二編成にだけ行われた

不足分新造を7両分おこなうようです。

 

↓一両抜かれる東武60000系

最後は同期リラクタンスモータ、リチウムイオ

ン二次電池、SIVを搭載についてです。

同期リラクタンスモータ、リチウムイオン二次

電池、SIVを搭載について詳しく知りたい方は

こちらから

 

同期リラクタンスモータ

 

リチウムイオン二次電池

 

SIV

 

 

公式サイトをや上の説明を見ると色々難しそう

な事が書いてありますが、言いたいことは簡単

です。それは「環境にやさしい」ということで

す。実際、東武野田線の新型車両を一番最初に

発表したこちら(https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20220428101948xAjXttvVkCPcsLFY-1sKOQ.pdf

にも記載があったので東武の1番のアピールポ

イントなんでしょうか。

 

そして僕が勝手に考えているのは「たのしーと

」を野田線に新型車両のデュアルシートバージ

ョンを作って入れるというものです。

 

↓たのしーとについて

 

 

そう考える理由が三つあって

 

① アーバンパークライナーが廃止される。

② 東上線のライナー用いるの50090系は予備

  車が少ない上、一日中忙しい

③ スカイツリーライン系統ならリバティなど

  に統合できるし70090系は運用できる範囲

  が狭いため

 

リバティ用500系電車

 

※個人の意見です

 

最後は亀戸・大師線の新車です。ATO(自動列

車制御装置)を使用した列車となる事が判明し

ていて、2027年度の投入を目指しているとの

ことです。 ところで東武鉄道ガチ勢の方は

僕が上に記載した導入予想本数を見て違和感を

覚えたのではないのでしょうか。

 

 この違和感とは、現在、南栗橋車両保管区に

所属している亀戸・大師線用の8000系は5本

在籍しているのですが、年始シーズンなどで

大師線を増発するときに、予備車が0になって

しまい、本当に足りない時は館林のワンマン

の8000系を連れてくるなどという半ば力技

を行なっていた。

 

↓参考資料

 ところが現段階で新車導入が判明している

のは亀戸・大師線だけなので、今までの力技

ができなくなってしまいます。(館林にも新

車が入れば話は別ですが、10000系列のリニ

ューアルも進んでいるため、可能性は限りな

く低いです)その分の予備で1編成分増やして

いただきました。

 そしてこの新車、野田線の80000系と製造

時期がとても近く費用削減にもなるため兄弟

形式になると思われます。個人の意見ですが...

 

野田線用の80000系が25編成なので80030系か

な?

 

公式に発表されている線区はここまでです。

ここからは僕の推測になります。

 

 

東武500系増備or仮称550系or仮称600系or

仮称N200系登場

 

まずは特急型です。東武鉄道には現在、100

系、200系、500系、N100系の四形式の特急

型車両が運行されています。(あと634型)

 

東武100系 スペーシア

 

200系 りょうもう

 

500系 リバティ

 

634型

 

このうち100系、200系は 製造から30年以上経

過していて、先代特急1720系 デラックスロマ

ンスカーが製造後31年で運行を終了しているこ

とを考えると、運行終了は秒読みに近いのでは

ないでしょうか。ですが100系の後継型、N100系

は4編成のみの製造のようですので、これ以上製

造する確率は0に近いです。

 ここで考えたのは一時製造中断している500系

の増備を再開するか、500系の6両バージョンに

あたる550系の製造です。 ただ、現在、先述し

たようにたくさんの新車製造を予定している東

武鉄道。製造は2028年頃になってしまうでしょ

う。ところがその頃には500系は車齢十歳。500

系をわざわざ作り続けるでしょうか。製造開始

があとにずれ込んだ場合、もしかしたら東武60

0系、はたまたN200系が作られるかもしれませ

ん。そして6両編成が製造された場合、JR直通を

その車両で行う可能性が高いです。ただJR直通

自体存続が危ういです。もし東武がJR直通を残

したい場合、なんなかの手が打たれるでしょ

う。それは次回考察します。

 

 

新型通勤電車

 

製造時期によりますが、早い場合、80000系列

になる可能性が高いです。導入パターン、実現

の可能性も載せています

 

① 東上線に投入。10000系列、9000系列を全

  数置き換え10000系は未更新車廃車、更新

  車編成組み換えの上スカイツリーライン未

  更新車を玉突き、未更新車(2両)を更新

  し、館林地区へ転属 9000系 廃車  

  (60%)

 

② スカイツリーラインで故障が多発している

  半蔵門線直通系統に新形式系を投入、スカ

  イツリーラインの50000系列を東上線へ転

  属、10000系列、一部をスカイツリーライ

  ンへ転属更新車の編成を組み替え、スカイ

  ツリーラインに残る未更新の10000系列を

  置き換え、未更新車(2両)を更新し、館

  林地区へ転属(25%)

 

③ 東上線、スカイツリーライン系統の10000

  系列、9000系列、館林の8000系、800型、

         850型をすべて同形式に置き換え(15%)

 

それぞれのメリット、デメリット

 

メリット

・東上線に新車を入れられる

・廃車数を極限まで減らせる

・本線の10000系列の更新車を増やせる

・玉突きで館林の8000系列を置き換えられる

デメリット

・地下鉄直仕様、地上線区仕様の2種類を作る

必要がある

・編成組み換えなどの手間が多い

 

メリット

・半直線系統の形式統一ができる

・製造数が一番少ない

デメリット

・東上線に新車が入らない

・東上線にチョッパ車(9000系)が残ってしまう

・編成組み換えなどの手間が多い

・東上線に余剰車が増えてしまう

 

メリット

・旧型車両を一気に置き換えられる

・編成組み換えなどの手間が少ない

デメリット

・製造本数が多く、製造費が高い

・バリエーション、両数が多くなってしまう

 

皆さんの意見もぜひぜひコメントにお書きくだ

さい

 

こんなクソ長いブログをお読みくださりありが

とうございました!

 

参考記事(上記以外)

 

https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20231215100153k7Tr6HqNsqpjkXm_QX_PfQ.pdf