準々決勝。
南葛小vs桜橋小。
ベスト4を争う試合が始まった。


ジャンプは南葛のノッポが制し、反応した森田がボールを掴む。

森田「おっしゃ!竹下、いけ!」

森田は竹下に向けてパスを放った。
竹下はボールをキャッチしたが、そこから動けない。

伊藤「き、キノコのやつ、竹下レベルだ!」
田中「ああ、完全にオハイオのノリだな」

キノコにマークされた竹下は攻め手を欠いている。

キノコ「タケ、勝負だ、こいよ」
竹下「さすがキノコだな。隙がないや」
キノコ「日本に戻って鈍ってないか?キレが無くなってるぞ」
竹下「言うなあ」

竹下は細かいフェイクを2つ3つ入れ、キノコの右を抜いた。

キノコ「甘いね」

キノコは竹下が自分の後ろに回った瞬間を狙い、ボール弾いた。
そのままルーズボールを広い、シュートを放つ。

スパッ!

ハーフライン付近から描いた放物線はリングの中で途切れた。


伊藤「わざと抜かせたな」
田中「竹下にわざと抜かせるとか異常だろ」


竹下「キノコ…、やるじゃん」
竹下は昔を懐かしむようにキノコを見つめていた。