世界卓球とアウトサイダーなアレ
結構更新開いてしまいましたが、年度末で忙しい訳です。ついでに前田日明がHEROSスーパーバイザーを辞めた事もあり、自分の時間を割いてまでDREAMを応援する気にもなれず、前田日明きっかけで始めたブログでそこに前田日明がいないとなるとブログを書く動機が消滅する訳です。そういうことで辞めてしまおうと思ってた訳ですがアウトサイダーをするということでそっち系のブログに変えてしまうことにします。月に数回の更新になると思われます。ちなみにアレのアレやアレのコレも個人的に楽しむ事にしましたので、アレ目的の方はそうゆうことで申し訳ございません。
書いてるのは知る人ぞ知る木村剛という金融界のアレな方。
一所懸命信じるために一所懸命考える。……信じたいがために無理矢理考えて信じようとするみたいなね。そこには矛盾があったりするわけですけど、それを考えながら現実に持って行く。そういうのが人に対しても物に対しても大事なんだよ。……科学の本質とは「わからないことは引き続き調べて考える」ということだ。まさに、人類は「信じるために考えて」きたのである。ただ、前田が信じるために考えたことは、ちょっと時代を先取りしすぎていた。チケットぴあで初めてプロレスのチケットを売ったのもノゲイラやヒョードルを日本に呼んだのも「ごちゃごちゃいわんと誰が一番強いか決めたらええんや!」という総合格闘技の理念を提示したのも前田(というかUWFなりリングスなり)なんだが、それがファンに浸透する頃にはいつも前田はそこにいなかった。
中略
誤解を恐れずに大胆に言えば、前田日明や坂本龍馬は頭が良くなかったわけです。稀代の「阿呆」だったんですね。「一所懸命信じるために一所懸命考える。……信じたいがために無理矢理考えて信じようとするみたいなね。そこには矛盾があったりするわけですけど、それを考えながら現実に持って行く。後先考えずに時代の先端を走ってしまう」という側面があるわけです。もっとオイシイことを考えればいいのに・・・・・・、他のヤツにやらせておいて、その後をついていった方が楽なのに・・・・・・、最前線で戦ってしまう性を持っている。
そして、最前線で戦い続けるためには、人知れぬところで極めて地道ながらキツイ努力を継続しなければいけません。そうしていなければ、抵抗勢力に簡単に一蹴されてしまいますから。改革者は常に少数から始まり、その「改革」を為し遂げるためには、人並み以上の苦労が求められます。
結果的に再び前田日明のみが矢面に立ち泥水をすすり、後に現れるであろう山県有朋的な人に成果を横取りされるであろう事は想像に難くない。学徒の宿命として仕方ないんでしょうが常常小生は前田日明の居場所が格闘技界である事を非常にもったいなく思っている。
山県有朋が創り出した軍部の過剰なまでの天皇崇拝主義は第2次世界大戦の敗北により消滅したが、大久保利通が作りだし、伊藤博文や山県有朋が大久保の設立理念を曲解し仕上げた太政官による清濁併せ呑む官僚機構、言い換えれば腐敗政治システムはあの敗戦を経験してなお解体されず、維持され現代まで生き続けている。
なんとなく纏りようがなくなったので別の事を書く
先日とても素晴らしい試合を観た。
世界選手権団体戦女子準決勝シンガポール戦。第二試合の平野早矢香vsリ・ジャウェイ戦が凄かった。リ・ジャウェイは世界ランキング8位平野早矢香がランキング20位。1-2と追い込まれた第4ゲーム平野は2-8とポイントを先行されもう駄目かと弱気な表情を見せる、が平野は血気迫る気迫で8-10まで盛りす。その際の緊張感というかピリピリ感がこの娘凄い、凄い物見てるんだなと、涙腺の弱くなった小生は感動でつい涙がコボレソウになった訳です。まあ結局日本は実力通り1人も勝てずに0-3で負けた訳ですが、こういう試合がみたいが為にスポーツを見てるんだなと再認識した訳です。↓この試合もよかった。
2008 世界卓球 女子 団体戦 対韓国 福原愛vs文炫晶