前田日明 と 陽明学 その2
この前の続き
陽明学者である林田明大氏がルドルフ・シュタイナーの研究家であるというのも小生が思う前田日明陽明学徒説を裏付ける論拠になっている。ルドルフ・シュタイナーといえば前田日明を長年見てきた人間にはお馴染みの名前で90年代に兄さんが講座に通いインタビューでよく名前を出していた教育学者です。当時はどっからシュタイナーなのという突飛さを感じさせたが小生の推測だと兄さんは陽明学をよく理解する為にシュタイナーを勉強したはずなのである。
ついでに
織田信長が禅僧沢彦和尚に陽明学を学んでいたと記述していたのは作家の津本陽氏です。織田信長の政策はくじびき将軍足利義教の焼直しだとする説が有力ですが。
織田信長が陽明学を学んでいた説自体根拠は不明ですが、小生的には納得できるものである。時代的な関わりからゆうと鎌倉幕府を打倒し”建武の新生を行った後醍醐天皇や側近の人々は、中国から伝わった陽明学を学び、その影響を受け、討幕計画を進めた。”とも言われているので当時最新の学問であった陽明学が京都では流行っていただろう事は推測でき沢彦和尚も当然陽明学(朱子学)と呼ばれる物は知ってただろうなと。
ついでに
先日HEROS携帯サイトのコラムを読んでいたらK-1MAXの小比類貴之が前田日明と共通の趣味がありとある刀の勉強会に一緒に行っていたと記述があった。以前兄さんが出演したオーラの泉で刀の世界から縁を切りなさい的な事を江原、三輪両氏から言われ困った的な大人な対応をしていたが、兄さんは松田次泰氏という刀鍛冶の一番弟子である。
前田日明氏が語りました。「古刀を目指すものは皆、生活が苦しくそれだけでは遣っていけません。大抵は初心貫徹することなく現代刀で名前を挙げ本来から外れてしまいます。日本刀の歴史が有史以来から現代に至るまでの日本の歴史であり、日本の文化そのものであります。・・・・・・本物であるものが正等に評価される社会であるために、限りない努力を惜しみません。」
ちなみにこのブログ主も陽明学を学んでいる。