エリートXC と世界柔道のアレ。 | なんでもいいや

エリートXC と世界柔道のアレ。

まあ、結果を知らない人もまだいるでしょうしアレなんですか、エリートは前回に引き続き今回も面白い興行でした。


○Murilo "Ninja" Rua vs Robbie Lawler

○Jake Shields vs Renato Verissimo

○Riki Fukuda vs Joey Villasenor

○Gina Carano vs Tonya Evinger

○Nick Diaz vs. Mike Aina

「大きなスポンサーがついて業界が発展する目を摘んだ」
これはメガネスーパーがプロレス界に参入した時ターザン山本率いる週プロ軍団が行った対swsネガティブキャンペーンを評した前田日明の言葉で。

「戦闘単位として、どんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムは、どこかに致命的な欠陥を持つことになるわ組織も人間も同じ特殊化の果てにあるのは、ゆるやかな死・・・・・・」

電脳化はしていても脳ミソはたっぷり残ってるしほとんど生身・のトグサを何故エリート集団の9課に引き抜いたのかと質問した際の草薙素子の発言。

新しい血を拒み排除し続け純血思想を貫くとどうなるのか、サンプルには事欠かないが最近の話題では

ウルトラマン身売り──円谷プロが映像大手の傘下に

どの業界でもどの会社でもどの組織でも思想特化の先にあるのはそーゆう物である。軍隊組織であればその際たるものが戦術である。一度確立した戦術は、天才的な戦術家があらわれて、実際に旧来の戦術を打ち破ってみせるまでは、絶対的なものとして神格化される。確立した戦術は、確実に効果が期待できる。戦術の対価として支払うべきものは兵士の生命であり、国の命運である。
新たな戦術を採用し失敗した場合には、統率者は山より高く海より深いリスクを背負わなければならない。故に軍隊は官僚主義、保守的に成らざるを得ないのである。

 

で世界柔道である

斉藤監督「柔道じゃねえ」 不可解判定に場内からもブーイング
 

ルールで認められている事に奇麗も汚いもないはずで、その対策も立てず選手達に無為に練習させたコーチ陣が何をゆうかと、勝つ為には狡猾さも必要でっせ。

集団的騎馬兵を史上初めて有益に運用した源義経は日本が世界に誇れる唯一無二の戦術家ですが、鎌倉時代、武士階級での彼の風評は卑怯な戦法を操る者。

 
アマチュアスポーツ及び様々な戦争、は勝つ事だけに特化すればいいんすよね。せっこーい勝ち方でいいんすよ。プロ興行なら美意識や魅せる要素も必要ですが、アマチュアでそれが足枷になって勝てなくなるというのはね、斎藤監督も現状を批判するのではなく、これまでの日本柔道精神を今まで通り継続するのか、新しい世界の流れを汲み取って柔道精神と欧米の勝つ為だけのアマチュア柔道精神をどう融合させていくのかということをよく考えて欲しいです。

 
まあ、あれです優秀で高く売れる血統猟犬を造り出す為に人工交配を繰り返し製造された生気の乏しい良血犬シェパードに狼を交配させて野性的でガツガツした活力を蘇らせる、ウルフハイブリッドみたいなもんですな。

 

しかし、ある特殊な思想の為に時代に抗い消えていく人達を小生嫌いではないので、日本柔道の美しい散り様も見たいような気もするのですね。んとにダブルスタンダードは日本人の悪い癖。などと思った次第。