こんにちは。
3連休ですが、相変わらず体調悪く、しんどいです。
ほぼ寝込んでます![]()
さて、このドラマ、78話という長編ドラマでしたが、面白かったです。
久々にど真ん中の歴史ドラマを見た感じです。
私としたことが、途中いいところで7話くらい見逃すという大失態もありましたが、大本のストーリーには影響は無く、最後まで楽しく見ることが出来ました。
今まで見てきたドラマで言えば、ミーユエ(宣太后)、昭王(宣太后の息子)、そしてこの始皇帝という順番でお話は進んできています。
キングダムの中国版というか本家のキングダムといったところですが、キングダムで出てくる楊端和や羌瘣は、部下の一武将だったり、昌文君も側近中の側近では無く、嬴政の血の繋がらない祖母が自分の出身の羋性の者を嬴政側に送り込んだ一人でした。
この当時は、同じ性、つまり同じ家の出身ということが非常に重要なことだったんですね。
この始皇帝とキングダムでは、キャスティングがなんか違うのですが、どうやら史実はこの中国ドラマのようです。
キングダムは映画しか見てないので、漫画ではどういう風になってるのかわかりませんが、エンタテインメントとして見るにはいいですが、歴史としてみるにはちょっと差し引いて見ないといけないんだなぁと思いました。
ドラマの話に戻りますが、イメージがすごく悪い呂不韋は俳優さんのせいか、すごく悪者って感じがせず、嬴政の母である趙姫も馬鹿だなぁとは思いましたが、そんなに悪い人に思えなかったです。
嫪毐は、史実がそうだから仕方ないのでしょうが、完全なる男性でありながら、宦官のふりをして趙姫のそばに仕え、その寵愛を傘に権力を振るいます。その嫪毐が成敗される回の前後を見逃してしまい、ちょっと残念です![]()
そして、嬴政の役であるチャンルーイーさんは、若いときはかなり老けてて無理があるなぁと思いましたが、自分で親政を行って中華統一に近づくほどに迫力があって、とても魅力的な始皇帝を演じられていました。
決して優しい愛情ある皇帝ではないように思えましたが、天下統一という目標はブレない強い人として描かれておりました。
本当はどうだったのでしょうか。
個人的には、悩み苦しみながらも進んでいくような優しい人で、なにかしら支えたいと思えるような人の方が好きですが、何かを成し遂げるには、そういう人ではダメだったのか。。。
でも、確か始皇帝って不老不死にもがいてた人ですよね。
始皇帝が中華統一を成し遂げた後、たった15年、始皇帝が亡くなった後わずか2年半で秦が短命で滅んだことを考えると歴史的には何かが足りなかったのでしょう。
それにしても、このドラマ、登場人物が多すぎて、なかなか覚えるのが大変でした。
7国あり、そこにそれぞれ大王がいて、丞相、将軍がいて、太子がいてと本当に多かったです。
今まで見てきた中国ドラマは、宮廷ものは女性の話が中心なので、女性が多く出てきましたが、このお話は国を平らげていく話なので、女性が少ないドラマでした。
そして、女性はその衣装などでも判断できるのですが、男性はみんな服装も似たり寄ったり。
武将になればほぼ同じ。
日本に来た兵馬俑を見に行ったこともあり、史実そうだったのでしょう。
武将の髪型が頭のちょっと斜めにお団子を作っていて、おっさんなんだけど、なんか可愛く見えたりして・・・
見分けるの、ほんと大変。。。![]()
あと、たしか呂不韋がドラマの中で孟子の言葉として、以下のことを話しておりました。
あれっ、李斯だったかなぁ?
「君主が家臣を己の手足のように大事に扱えば、家臣は君主を己の腹や心のように最重視します。一方君主が家臣をまるで犬か馬を飼っている程度に扱えば、家臣は君主をその辺の国民と同じ程度にしか考えません。さらに君主が家臣を土くれやゴミのようにひどい扱いをすれば、家臣は君主を仇か敵のようにみなすのです。」
誰の台詞だったかはさておき。
なるほど~![]()
孟子、良いこと言うわぁと感心しておりました。
これって、特に小さい会社の社長などに是非知って欲しいわぁ![]()