こんにちは。
如懿伝、1話を残して見終わりました。
1話を残してというのは、以前にケーブルで録画していたのを最近ずっと見ていたのですが、全87話のところ、なんと86話しか録れておらず、
大ショック![]()
86話見終わったとき、「あれ?こんな終わり方?」と思っていました。
大体、中国ドラマは、壮大なお話の割に、最後が大抵尻すぼみで終わるのですが、それにしても、尻すぼみすぎやろ!!と思っていたら、なんとあともう1話あるやん!!って感じでした。
あちゃ~と思って、ストーリーだけネットで調べて読んだのですが、いろいろ探してみると、今BSでやっていて、それが82話くらいなので、こちらで最終回を見ようと思っているところです。
さて、私は以前にエイラクを見ました。
如懿伝とは全く同じ時代の話なのですが、物語が全然違っています。
どちらの側から見るとかのレベルではないです。
エイラクでは、如懿伝での主役如懿である燗妃は、非常に悪者で、最後には鉄槌が下る感じですが、如懿伝では、真逆です。
同じ時代の後宮のお話なので、同じ人物が出てきますが、描かれ方が全く違って、本当はどうだったんだろうと思ってしまいます。
資料が残っていないのか、歴史検証がちゃんとなされていないのか、実際にその人物が存在したことしかわからないんでしょうか。
どちらにも共通することと言えば、
1.富察氏が最初の皇后で、燗妃は2番目の皇后
2.富察氏の皇后の弟が、重臣の傅恒
3.皇帝の側仕は李玉
4.愉妃が第5皇子の生母
5.第5皇子は非常に優秀だったが、足に何かしらの障害を抱えている
1と2、4は史実なのでしょうが、他はどうなんでしょう。。。
そして、中国ドラマでは、いつも男性はとても一途なのですが、皇帝だけは、史実がそうだから仕方がないのでしょう。
全然一途ではなく、後宮の争いは、確実に皇帝のせいだと感じてしまいます。
如懿伝では、皇帝と如懿は相思相愛なのですが、一夫多妻制では、一途が成り立つわけはないですものね。
他の妃に執着していても、自分の妃である以上、他の男性との噂があればそれを許さないと言うのも、今の時代からいくと女性にしたら腹立たしいことこの上ないです。
凌雲徹の最期らへんはとてもかわいそうで涙涙でした。
冷遇時代に皇帝の命令で如懿を守り、如懿が返り咲いたことで凌雲徹も引き立てられ、御前守衛になるも、如懿との仲を疑われ(というかはめられ)、太官(宦官)にさせられ、最期は結果的に殺されてしまいます。
皇帝、なんて勝手な![]()
そして、皇帝の前では猫なで声を出し、媚び、しなってる妃を寵愛する。
皇帝、なんて阿呆な![]()
そして、妃が色々な策を使って、悪事をしていることを知っていても、その罰として側仕えの女官や太官など、簡単に奴婢が殺される。
皇族等以外の人間の命がとても軽く扱われることがとてもやるせないです。
中国ドラマでは、訳の中に「真心を捧げる」という言葉よく出てきますが、なんとなく意味は分かるのですが、そういう言葉があると言うこと自体が、普段は真心で接していない、「本当は好きではない」と言うことが普通にあるということなんでしょう。
あと、武則天で主人公を裏切った友人が今回も友人の愉妃という役で出ていて、裏切るんじゃないかとドキドキしていましたが、最後まで味方で良かった。中国ドラマで最初から最後まで裏切らない人って、初めてくらい?
それほど後宮のドラマは裏切りが多いです。
如懿伝、とても見応えのある面白いドラマでした。
あと、1話、物語は分かっているのですが、楽しみに待っています。