浪花乙女(中井朱美)のブログ  -36ページ目

浪花乙女(中井朱美)のブログ 

母から子へ伝えたい幸せづくりのエッセンス
 家計に身近なちょっと気になるお金の話を発信します。
 おふくろ目線で、子育、ガーデニング、和の文化など,
日常生活のひとコマと、一見無関係?実は多くの共通点
を持つ長期投資について綴っていきます。

 いつの間にか背が伸び、大きくなった娘を見て驚いています。レストランに行っても、以前は親の分を少しずつわけてもらって食べていたのに、大人と同じだけを食べるようになり、着て行く洋服にもしっかり自分の好みを主張するようになっています。

 親の目からすると、ちょっと前まで、ダイニングテーブルの下をかがまず走り抜けて喜んでいたのになあと、10年前の出来事が浮かんできます。

 早く手がかからず大きくなってほしいと願ってきたにもかかわらず、だんだん手がかからなくなってくると、うれしさ以上に何とも言えず寂しさを感じます。今一緒にいる時間を大切に過ごしたいと思いました。

 投資についても、手間ひまかけ、これはと思う企業を見つけ、サポーターになって、企業の成長を楽しみに、実りを待つ。こんな姿勢を貫ければ、今の株価の停滞時には、より投資家の応援が必要であり、このスランプを企業はどのように乗り越えて行くのか楽しみになってきます。子どもの成長と同じように、過ぎてみればあっという間なのかも知れません。    

 子どもの頃を思い出すと、母は、四季折々の行事をとても大切にしていたように思います。お正月に始まり、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、夏まつり、それに加えて家族の誕生日。行事のある日は、花を飾り、特別に季節感のあるごちそうを作って祝ってくれました。いつも忙しく働いていた母に、どこにそんな時間があったのか、子ども心に不思議でした。

 子どもたちは、今月はひな祭りだ、私の誕生日だとか、その日を心待ちしたものでした。日常ではなく、特別な日(ハレの日)は私にとって嬉しい緊張感のある日であったなあと記憶しています。この想いは子どもへと伝えていきたい宝物です。

 さて、投資にもこのハレの日を大切にする気持ちを持てばどうでしょうか。日々の株価の値動きに右往左往するのではなく、世の中に役立つ企業を応援するというスタンスで企業を見れば、企業の決算日をハレの日として、一年の節目にじっくりと決算報告書を読み、企業の方向性、社会貢献度などワクワク感を共有できることでしょう。こんな豊かな時間を大切にできる投資家をめざしたいものです。

■断捨離との出会い■
「お姉さん、この本読んだ?」と見せられたのは、やましたひでこさんの『断捨離』でした。「片づけの本やろ」と私。「本当に目から鱗!単なる家の片づけ術の本ではなく、人生観が変わるよ。物があふれて不要なものが堆積した部屋にいると、気分が悪くなるのは、マイナスのエネルギーが充満しているからなんだって。本当にその通りやわあ。自分自身をコントロールするためにも断捨離実践するよ。」と興奮気味に話す妹。
片づけ苦手の妹があまりに熱く語るので、それではと、早速本を購入し読んでみました。
結果、読んでいる途中でも、すぐに断捨離をやってみたいという強い思いが湧いてきました。
そもそも『断捨離』とは、心の執着を手放すヨガの行法哲学「断行、捨行、離行」のことです。これを片付け術に応用提唱したのがやましたひでこさんです。モノを“断ち”、ガラクタを“捨”てれば、執着も“離”れていく、まさに、モノの片付けを通じて自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にしませんか、と問われているような気がしました。
  
■物が主役ではなく自分が主役■
<断捨離のメカニズム>
断= 買い物を吟味。要らないものは買わない、
もらわない。
捨= ガラクタを片づける。お気に入りに絞る。
離= 執着から離れる ご機嫌
「断」と「捨」を繰り返し行なうことで「離」の境地へと自然にシフトされるようです。
住まいも人間の身体と同じで溜め込みすぎると毒素が充満し、そこに住んでいると、まさに身も心もずたずたになるような気がしてきます。
『断捨離』の判断基準は、自分にとって、今、必要かつ相応しい生きた存在かどうかです。



■投資にも断捨離を■
これって、まさに投資にも応用できる考え方だなあとピンときました。ファイナンシャル・プランナーとして、金融商品の相談を何度か受けたことがありますが、そのほとんどの人が営業マンに薦められるままに金融商品を買っていました。そしてそれがどういう商品なのかわからず、下がると怖くなり、相談に来るというパターンです。
「今人気商品です」という言葉に多くの人達は反応し、自分にとって良いかどうか判断しないで簡単に購入し、下がったらだまされたという被害者意識をもち、どうしてよいか判断できずに塩漬け状態になってしまう。そして、投資は怖い、もう二度とやりたくないということになってしまいがちです。これではとてもハッピーとはいえません。

投資にも断捨離を応用しますと、 
断= わからない金融商品は買わない。
捨= 本当に気に入った商品に絞る。
離= 下がって損をしたくないという執着から離れる。自分が選んだものに自信を持ち、ゆったりと構える。
どうです?
一歩一歩着実に勉強しながら、自分にとって快適
であるかどうかを判断基準にできるようになれば、結果的に、これからの社会にとって必要な企業を応援し、その成長を楽しみにできます。相場に振り回されず、自分が主役になり、自分の判断で投資ができるようになれば、楽しみが増すことでしょう。

■先ずは捨てることから■
あふれるほどのモノの中で不自由に暮らしているなら、まず不要なものを捨てること。同じように、わからない金融商品をいろいろ持っているなら整理してみることから始めてみませんか。お気に入りに囲まれて暮らすことはきっと快適なはずです。
断捨離スタート!!