投資は細かい予測を立てても中々その通りにはいかないものです。

これは上下対象のグラフです。A,Bはスタートの価格は同じですが、
Aは7年後に18,000円、10年後に15,000円。Bは7年後2,000円、10年後に5,000円になっています。
それぞれに毎月1万円ずつ投資をした場合、AとBでどちらのパフォーマンスが良いでしょうか。
答えはBです。Aは125.6万円,Bは139.2万円です。
積立投資の場合、上昇したAよりも、下がったBの方が利益は出ていました。
通常、投資は「上がった方が利益は出るもの」と考える方が多いと思います。
しかし毎月継続して投資をする場合は、そうとも限りません。
なぜなら、途中で買い込んだ「口数」を最後の「価格」で評価するからです。
ですから、どんなに商品が上昇しても、途中で口数が買い込めていなければ、投資成績はあまり高くならないのです。逆に、最後の「価格」はそこまで高くなくても、途中でしっかり「口数」を買い込んでおけば、評価が高くなることもあります。
・投資信託の評価
前回(第8回)で投資信託の評価について説明しましたが、これが結構忘れてしまいがちなので再度説明します
ポイントは「口数」です。
投資信託は一般的に設定時に1口1円で1万口あたりの価格が基準価額となり、10,000円の基準価額からスタートします。
その後基準価額が上がり15,000円になったとき、1万円で購入できる口数は1万円÷15,000円×1万口=6667口となります
。
基準価額が下がり5,000円になったときには、1万円で買える口数は、1万円÷5,000円×1万口=20,000口となります。
この様に積立投資の場合、商品の値動きだけ見ていても、その成果を予測することは難しいのです。
「予測はよそう!」なんて誰がいったか知りませんが(笑)特に積立投資の場合には、価格が上がり続けたらすごい成果になるということではなく、
安く買い込める期間がある程度の期間あった方が口数が増え、投資信託が値上がりした時にごきげんになれるのです。
これからも順次面白いデーターを説明していきますね。
