東洋経済11月12日号の「経済を見る目」の記事の見出しが、『幸福なら生産性が高まる!?』と、ちょっと興味を引きました。大阪大学の大竹文雄教授が書かれた記事です。
以下抜粋しますと、
{うれしいことがあると、何となく仕事がはかどり、逆に気にかかることがあれば仕事をする気になれないことも多い。
(こんな体験をきっと多くの人は感じているでしょう。)
人々が幸福な気持ちになれば、仕事へのやる気が高まって、生産性が高まるなら、家庭でも職場でも明るくなるような工夫をすることで同様の効果が得られるというもの。
幸福度と生産性の関係について、イギリスのオズワルド教授らは興味深い実験をおこなっている。彼らは、182人の学生に10分間で5つの2ケタの数字の足し算問題をできるだけ多く解いてもらって、1問正解につき25セントの報酬を支払う課題をさせた。
ただし、約半分の学生にはその前に10分間コメディのビデオを見せた。ビデオを見せた学生のグループの幸福度はビデオを見せなかったグループよりも7段階で1段階高かった。さて、幸福度が高まったグループの生産性はどうなっただろうか。
ビデオを見たグループの足し算の正答数はビデオを見なかったグループよりも10.49%高かった。
別の実験では、幸福度を高めるビデオを見たグループは、そうでないグループに比べて、より低い利子率で金銭的報酬の受け取りを将来に延ばすことができることを実験によって明らかにしている。
つまり幸福になると、忍耐強くなって、将来のために投資や貯蓄が可能になるということだ。
こうした研究はまだまだ始まったばかりであり、今後多くの検証が必要だろう。それでも人々が幸福になれば、生産性が高まり、将来のことを重視できるようになるのであれば、いいことばかりである。}
この記事を読んで信じるも信じないも自由ですが、私は、幸福になると、忍耐強くなり、果実を将来に先延ばしできるというところを読んで納得できました。
まさに長期投資家が実践していることだからです。幸福だから長期投資家になれるのか、長期投資を実践するから幸福になれるのか、深く考えずに行動しようっと!