こんにちは!

 

2024/08/18/日 13:00-13:55 | いいこと、聴いた | FM大阪 | radiko

 

 

ウオーキングのお供です。今回は美味しい冷やし中華が紹介されています。是非ご視

 

聴下さい。お願い

 

さて

 

美容医療の道に進む医師の増加が懸念される中、美容医療を巡る問題の議論の場とし

 

て、厚生労働省は美容医療の適切な実施に関する検討会を発足させました。美容医療

 

を展開する立場から同検討会の検討員に加わったのは、共立美容外科を全国で26院展

 

開する医療法人美人会理事長の久次米秋人氏。同検討会で、問題は医師のモラル。こ

 

こを何とかしない限りは多分、前には進まないと厳しい目を向けた久次米秋人氏に、

 

現状をお聞きした記事から。


共立美容外科では臨床研修を終えたばかりの直美の医師は採用しない一方、40歳前後

 

で転科する医師もいるようです。

 

共立美容外科は全国で26院を展開しています。美容医療のニーズは増加の一途なのでしょうか。

 

SNSやYouTubeなどで美容医療に関する情報量が増し、興味を持っていた人に、より

 

情報が届くようになり、美容医療を受ける人が増えていると受け止めています。ゴル

 

フなどをしていると、顔のシミの話が出るなど、男性のニーズも徐々に増えていま」

 

す。

 

 

私が1989年に共立美容外科を始めた頃と今とでは美容医療を取り巻く状況が全く違っ

 

ており、当時はアンダーグラウンドとも言える世界でした。私の実家は曾祖父の代か

 

ら病院を経営しており、私は長男で跡継ぎの立場だった。共立美容外科を仲間と立ち

 

上げると話した際、一夜で白髪になってしまうくらい父はショックを受けてしまいま

 

した。美容医療に医師の免許が要るのかとも言われ、この分野に従事する医師は当

 

時、全国で100、200人といった単位だったと思います。美容医療の業界は、5年程度

 

のサイクルで変わってきているように思います。特に10、15年前頃からは、外科系で

 

はなく、ライトな美容皮膚の施術が増えています。提供する施術の変化もあって、美

 

容医療に進む医師が増えているのだと思います。

  

(2024年6月27日、厚労省「美容医療の適切な実施に関する検討会」資料)

 

最近は2年間の臨床研修が終わってすぐに美容医療に進む「直美(ちょくび)」も増えていると聞きます。

 

全くNGだと思いますが、ここ5年くらい増えているようで、業界関係者の話を総合す

 

ると、年間200人くらいだと思います。これは医学部2大学分にも相当する数です。

 

(直美を採用する)クリニックは限られており、大手が主ですが、10年したら、そう

 

した医師が2000人にもなるわけです。美容医療に進む医師は、まず大手クリニックチ

 

ェーンに2、3年勤め、その後に独立開業する。その医師が業容拡大してチェーン化す

 

る。さらにそこからまた医師が独立開業していく――。それでもまだ大手、中堅の状

 

況は我々も把握できますが、今はひ孫の代まで広がってきています。

 

「直美」にあたる卒後3年目の医師の技術は未熟だと思います。施術の失敗に対するクレームなどはないのでしょうか。

 

今は、ライトな施術が増えているから技術はあまり問われない事情もありますが、あ

 

まり深く考えず、失敗したら返金すればいい、文句を言うのなら診ないといっ

 

た対応が日常化しているのだと思います。泣き寝入りしている患者さんは、本当にた

 

くさんいるでしょう。そもそもなぜ初期研修を終えたばかりの医師を雇いたがるか、

 

理由が分かりますか。それは医師としてのモラルを涵養する前に、この業界の色に染

 

めることでロボットとして使いやすいからです。

 

しかも年収は高い。

 

何もできない医師に、うちではとても出せませんが、卒後3年目でも年収2000万

 

と提示、入職後にどんどん上げると言っておきながら、ノルマを課し、達成しな

 

いと下げるケースもあります。

 

共立美容外科でも、就職希望の医師は増えている?

 

法人全体で常勤の医師は40~50人です。年間採用数は実は10年前と比べても、あま

 

り変わっていません。以前は全身麻酔をかけられることが条件でしたが、最近はライ

 

トな施術が増えてきたので下げていますが、それでも採用のハードルが他よりも高い

 

からだと思います。専門医取得は条件ではありませんが、外科や麻酔科などでの少な

 

くとも3年程度の臨床経験を原則求めています。医師としてのモラル、患者さんの気持

 

ち、辛さを理解するマインドなど、臨床に携わるための最低限の素養を身に付けてい

 

てほしいからです。ほとんどが救急の初期対応もできる医師です。

 

中には40歳前後で、第二の人生として、他科から来る医師も結構おられます。

 

外科で一通りやりきったから、違うことをやってみたい、このまま保険診療で外科を

 

やっていても先が見えてしまったといった動機が多いようです。一方で、臨床研修を

 

終えたばかりの医師や、内科系の医師は採用していません。例えば皮膚を切開して膿

 

が出てしまった場合や、患者さんが気分が悪くなった場合など、卒後3年目では経験不

 

足で対応が難しいでしょう。

 

 

現在では国立大学医学部にも設置されています。

 

 

 

 

では今日はこのへんで・・・バイバイ

 

Ciao!!口笛