こんにちは！
凄いことですね～
ちなみにジジイはサトウではありません。
病棟にいる間は“勤務時間”、医局にいる間は“休憩”とカウント 救急診療を行う総合病院の取り組み 過労死ラインを超える過酷な労働環境は変えられるか（RKB毎日放送） - Yahoo!ニュース
さて
今年の大学受験戦線も終了し、もうすぐ入学式ですね。
合格発表もネットで行われる時代ですが
ジジイが受験生のころは掲示と電報のみでした。（かなり遅れて合格通知が送られて
きました）
電報は各大学が特徴をとらえてなかなか面白いものが多かったです。
難関とされる国立の旧帝大７校に合格した東京圏（埼玉、千葉、東京、神奈川）の高
校出身者が、2008～23年度の15年間で1・68倍に急増していたことが毎日新聞の集
計で判明しました。東大以外の地方6帝大で合格者数を伸ばしたことが大きく影響して
おり、東京圏での受験熱の高まりが背景にあるとみられます。教育を巡る格差に詳
しい松岡亮二・龍谷大准教授は地方から難関大に挑戦しづらくなり、受験機会と受験
結果の双方で格差がさらに広がる恐れがあると指摘しました。
サンデー毎日や教育専門通信社大学通信が毎年実施する高校への調査などを基に
分析。旧7帝大（北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州）について、大学入
学共通テストの前身・大学入試センター試験が始まった1990年度から２０２３年度入
試（2０２３年4月入学）までの合格者数をまとめ、地域ごとの変化をたどりました。
旧7帝大の総合格者数は、未回答の高校が多数あるなどした２０００年ごろを除き1万
9000人前後で推移しています。東京圏にある高校の合格者数は90年度に3147人で
したが、23年度は3780人で1・20倍に増えました。一方、東京圏以外は90年度の1
万5887人が、23年度には1万5067人となり5・2％減っています。人口変動の影響
を排除するため、各地域の18歳人口に占める旧帝大合格者数の割合でも比較した結
果、東京圏が2・09倍、東京圏以外が1・76倍となり、少子化の影響でともに比率が
上がる中でも、東京圏の方が伸びが大きかったです。 変化が顕著に表れたのはリーマ
ン・ショックがあった08年度以降で、東京圏の合格者数が急増しました。2250人だ
った08年度の合格者数は23年度に1・68倍になった一方で、東京圏以外は1万7024
人が1万5067人に減りました。東京圏が伸びたのは、東北大や北海道大など地方にあ
る旧帝大の合格者が増えたことが影響しています。東北大は全合格者に占める東北6県
（青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島）の割合が08年度ごろから下がった一方、東
京圏出身者の割合は上がり、合格者数は23年度までの15年間で1・98倍に増えまし
た。北海道大も東京圏の合格者数が2・73倍となる一方、道内出身者の合格者は減り
ました。名古屋、京都、大阪、九州も東京圏は1・79～4・5倍の増加となりました。
東京圏の合格者数が増えた背景の一つに中学受験熱の高まりがありあります。学習指
導要領の改定により、公立学校では02年度からゆとり教育が本格化。しかし進学
に熱心な保護者の間で学力低下への危機感が高まり、東京圏では私立中高一貫校など
を受験するトレンドが生じ、国私立高では大学合格実績が向上しています。 また、
東京都や神奈川県は2000年代に入り、私学の動きに対抗するため、特定の公立高校を
進学の「重点校」に指定し、受験指導を強化しました。日比谷、西などの都立の指定
校を中心に、旧帝大への進学者数を増やしています。東京圏は、塾や予備校のサポー
トも手厚く、中学受験の人気は続いており、難関大合格の寡占化も進む可能性があ
ります。首都圏模試センターの推定で、今春入学の首都圏の受験率は18・12％となり
過去最高であり、地方の子供が東京圏に進学しにくい状況は続いています。東京地区
私立大学教職員組合連合が私大生の保護者に実施した22年度調査では、学生の仕送り
額は、94年度のピークより3万6300円少ない8万8600円でした。松岡准教授は親が
高学歴・高所得で社会経済的に恵まれた子供は、大学進学に強い意欲を持ちやすくな
る。（東京圏の伸びは）このような層が都市部に集まるようになった一つの表れでは
ないかと分析。進学の意識は友人関係にも左右され得る。人口減が進む地方の高校で
難関大に挑戦する子供がさらに減っていけば、そもそも目指そうという動機さえも生
まれにくくなる恐れがあるとしています。
佐藤さんではなく首都圏高校が全国を侵食しています。
これは各帝大が地域枠を設けなくなくてはならない事態かもです。
では今日はこのへんで・・・
Ciao!!
