こんにちは!

 

 

リリースされました。クラッカー

 

 

あの超一流雑誌に・・・

 

 

ショッキングなタイトルの論文が掲載されました。びっくり

 

在米サイエンスライター五十嵐杏南氏が科学技術・学術政策研究所の科学技術予測・

 

政策基盤調査研究センター長であり、2023年版日本科学技術指標の執筆者の一人

 

ある伊神正藏氏、調査に参加した東京大学大学院岩崎渉教授へのインタビューをも

 

に標題記事を ネイチャー誌から刊行しました。内容は・・・

 

 ・日本の現在の研究環境は理想とは程遠く、持続不可能である。研究環境は改善           されなければならない。

  • 日本の研究者数は中国、米国に次いで世界第3位を維持しているが、最も引用された論文の上位10%に占める日本の研究論文の世界シアは20年前の6%から2%へと低下した。
  • これは日本の研究者の生産性が落ちたわけでなく、他国の研究環境がここ数十年に著しく改善された結果である。アカデミアの研究費で比べると、過去20年間で日本の予算は10%も増えたが、中国は10倍以上、韓国は4倍、アメリカとドイツは約80%という増加に比べると著しく低い。
  • 文部科学省の2020年分析によると、大学研究者が研究に割く時間の割合が、2002年から2018年の間に47%から33%へと減じた。その減じた時間は、事務作業に費やされている 。
  • 現在、日本の大学では研究者20名につき技術者1名が配置されているが、この数字は2023年版報告書に掲載された他国と比べて著しく低い。一方で、大学の研究者は、教育、産業界との連携、地域社会への関与など、多様な役割を担うことがますます求められている。
  • したがって、事務職員や実験技術者、民間企業との共同研究を促進するためのビジネスの専門知識を持つ職員など、サポートスタッフが充実されない限り、研究時間の比率が上がる事は無い。
  • 少子化は日本にとって避けられない課題であるが、研究人口もやがて減少していくであろう。昨今の研究環境を見聞きすることが一因となって、若い科学者が研究のキャリアを追求するのを躊躇し、博士課程の学生の数は、過去20年間で21%も減少した。
  • 日本の研究環境は過去から進歩どころか退歩し、また、臨時雇用の研究員の比率が上昇を続け、日本国内のアカデミアにおけるキャリアの先は暗い。
以下のグラフは2019年から2021年にかけての各国の論文発表数をまとめたグラフで
 
す。日本の研究者が発表した論文数は世界で5番目に多いですが、引用数で上位10%
 
に入る研究論文の数は、13位にまで落ちます。ショボーン
 
 
ちなみにどう考えても優れた薬剤でも厚労省がなかなか認めないという風土が日本に
 
あります。胃の静脈瘤出血を瞬時に止血するシアノアクリレート(瞬間接着剤)
 
の優れた効果を全国レベルの何万人もの患者で提示しても保険適を得るまで30年
 
かかりしたショボーン

さて

 

 

以前映画にもなりましたね。

 

 

では今日はこのへんで・・・バイバイ

 

Ciao!!口笛