散歩やカフェ以外はほとんど変わったところへ行くこともなく、特にブログのネタ

 になりそうな出来事が無くてとんとご無沙汰してしまっております。

 

    

    数ヶ月前に息子と今のうちに行こうと言っていたところ、緊急事態宣言が

    始まってしまいお蔵入りになってしまっていた「大阪くらしの今昔館」。

    最寄りの地下鉄都島駅からまさに一駅の天神橋筋六丁目の駅のすぐ上

    にありながら今まで私も一度も行ったことがありませんでした。

    ネットで調べても今ならかなり空いていそうで今が好機とやってきました。

 

      

    ビルの1階は三井住友銀行で8階9階10階が今昔館です。

    入口は8階にありここから一気にエスカレーターでまずは10階へ。

    長いエスカレーターです('Д')

 

    

    10階には特に展示はありませんでした。

    ガラス窓が大きくとられていて、ここから9階の江戸時代の大阪の街並み

    が見渡せるようになっているのです。

    上空から見る町の景色も全体が分かりやすくていいものです。

    案の定、人影はまばらでした(#^.^#)

 

    

    さあ、江戸時代の探検です。

    入口には木戸が設置されています。

    区画ごとに出入り口にはこんな戸が取付られていたのでしょうかね。

    火の見櫓を見ると思わず登りたくなりますね。

 

    

    いろんな商売のお店がありましたが、こちらはお風呂屋さんですね。

    湯上りのお客さんを目当てなのか店の前には屋台があります。

    今ならさしずめ自販機でしょうか(^-^;

 

     

    左は風呂屋の内部を図にしてあります。お湯が冷めにくいように風呂場への入口は低

    くてくぐるようになっています。

    右は小間物屋の店先に並んでいた商品です。櫛やら簪やら、時代劇によく出てきそうな

    小物ですね。

 

     

    左は人形屋さん。右は薬屋です。「ウルユス」とはなんとも妙な名前ですね。

    実はこれは漢字の「空」(旧字はエの部分がユになる)を分解して“ウルユ”す

    と命名した薬の名前だそうです。

    悪いものを出してしまう(空にする)という意味だそうです。

 

    

    しばらくウロウロ見学していると突然周囲が暗くなってきました。

    まだとてもそんな時間じゃないけどと思ったら演出のようでした。

    夜の町の雰囲気を楽しませてくれます。

 

     

    左は商家の中の台所です。右は商家の裏手に並んでいる裏長屋の家の中

    になります。

 

    

    8階を見終えて7階へ降りてきました。

    このフロアはもう少し時代が近づいて明治大正時代でしょうか。

    話にはよく聞く通天閣が出来たころに新世界です。

    まさに遊園地です。

    通天閣も現在の物とはちょっと様相が違います。

 

    

    こちらは、西区川口の外人居留地です。

    昔は大阪にもこんな場所があったんですね。

    今はほとんど面影が無いのでしょうね。

 

      

    くらしの今昔館を堪能して、すっかり暗くなってきた天神橋筋を少し南へ

    下り商店街から少しはずれたところにあります「サンワコーヒー」へ。

 

     

    左が私のもので「ホットカフェラテ」と「レモンケーキ」です。

    右は息子の分で「アイスキャラメルラテ」と「ティラミス」です。

 

     

    こちらのカフェは元々コーヒーの販売をされていてカフェの片側の棚にはず

    らっとコーヒー豆や器具が並んでいます。

    もう1年近くモーニングカフェを休んでいる私はあちこちで豆を購入していま

    す。こちらのお店も少し前に一度お邪魔してわりと美味しかったので今日は

    キリマンジャロとグリーンモーニング(ブレンドですかね)を購入。

 

    カフェは2階もあって、なかなかいい雰囲気のお店です。

    天神橋筋から少し離れているのがかえって幸いして落ち着いた感じでお茶

    ができます(^^)

 

    それにしても、大阪命みたいな息子に付き合って今昔館を見学していると

    非常に疲れました。

    ホント、大阪が好きな息子です(あまり他所を知らないせいかも)(^^;