事故がありました、、

なにわ黒牛の生産者である
我が社長が
牛に挟まれて死にかけました。

なにわ黒牛は雌牛で
但馬系の血統を重視した
味を重視した小さな和牛。

小さいといっても約500キロ、
常に注意をし
牛の動きを読み行動しないと、
牛と牛に挟まれると
人間なんか簡単に潰されて死にます。

しかし牛も生き物、
予測もつかない動きをします。

僕が一番心配していた事が起きてしまいました。

たまたま1人で作業していた時に
不意を突かれて
牛に挟まれて、
気をうしなって倒れてしまいました、、
意識が戻り
更に牛に踏まれないように
1人這いつくばって移動、
山中にある牛舎は
電話の電波状況が悪く
ほとんど携帯が繋がりません。

運良くなんとか移動した場所が
かろうじて電波がとおり
助けを呼んで救急車に運ばれ
難を逃れました。

不幸中の幸いで
肋骨を三本おれただけですみましたが
運が悪ければ死んでもおかしくない事故です。

牛飼いは命懸けなんです。

問題はこれから、、

牛舎長であるアグス君が、
前々から計画していた
インドネシアへの里帰り。
日本人である奥さんと
3人の子供達をつれて親にあわせる為
正月から一週間帰ります。

おそらく家族を 会わせる
最初で、最後、
正に今生の別れになる事
何とか行かせてあげたい!

社員が結束する時です!
なにわ黒牛が試されようとされています。

ろうす亭は9月より
牛舎存続のために牛舎と合併しました。
12月は30日迄営業し、
新年は3日から営業の予定でしたが、
社長が正月は牛の世話の予定でしたが
おそらく歳を考えると
二カ月は作業は無理だと思います。
なので
みんな正月休み返上です。

でもね、以外に皆んな嫌な顔一つしない
逆に、何とかしなくてはと
目がキラキラ輝いてるんですよ!

素晴らしい仲間達です。

海外から戻り防疫のため
一週間は牛舎にはいってはいけない
決まりがあります。

外国からもってきた菌などが
家畜に感染し長年築き上げた
牛舎が一瞬にして終わる事もあるのです。

来年、アグス君が働けるようになる
2週間は
社員が結束して牛舎を守ります。

まさに、なにわ黒牛が試される時です‼️

社長もいつまでも若くない、
いつかはバトンタッチをする
キッカケだと思います。

これはこれで進歩の為には必要な事であり
神様から与えられた試練です。

来年、営業と牛飼いの仕事との両立は
ある意味、若手達の自信に繋がる事でしょう!

頑張ります‼️
なにわ黒牛応援よろしくお願い致します。