うれしいお客さま | なにわのブレッソンのブログ

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基本的にはFacebookに投稿していますが、やっていない大阪の知り合いや友人に読んでもらえるよう、アメブロにリンクを転載しています。主に東北の震災や移住後の生活を綴っていますので、関心ある方はお読みください。

うれしいお客さま

 

DIYしていると坂道を上がってくる3人のお客様が。なんと移住するきっかけになった女の子の家族でした。会うのは高校の卒業式以来4年ぶり。関東の大学を卒業し石巻市で就職が決まり、この日はアパートの手続きなど一人暮らしの準備をしてきた帰りとのこと。本当におめでとうございます!実家で過ごす日もわずかですが、志津川から石巻なら近いし、津山ベースはちょうどその中間。いつでも遊びに来てください。コロナ禍でUSJに連れていく約束は果たせていませんが、いつかきっと・・・。これからも応援しています。彼女を応援してくれたヒポポフォークゲリラの皆さん、総本家更科の女将さんほかの大阪の皆様にうれしい報告ができました。ありがとうございました。

 

さて、俺はこれから何ができるのか。震災当時の思いは忘れていないけど、13年経って年を重ねトシは取りましたが、まだできることがあるはず。できることをできるひとができるときに・・・

 

#なにわのブレっそん #一撃必撮 #一撮入魂 #年中夢中 #東日本大震災 #ボランティア #生きてるだけで丸もうけ #死ぬこと以外はかすり傷

 

 

彼女に出会ったのは震災から一ヶ月経った志津川小学校の体育館。避難所にいた子どもたちに筆を渡して支援物資が入った段ボールに好きな字を書いてもらいました。

 

 

突然訪ねて来てびっくりでしたが、どれだけうれしかったかは自撮りの顔から分かるでしょ(^^♪
後ろの壁には初めて会った日の写真が・・・

 

 

当時小学4年生だった子が今年、大学を卒業。
震災の写真で一番思い出深いワンショットです。

 

 

おじいさん、おばあさんと3人で記念撮影
感無量でした

 

 

2011年のゴールデンウィーク、二度目の被災地入り。避難所で祖母から託された泥だらけの両親の結婚写真を修復し、お父さんにお返しした日の写真です。1年間で10往復し、たくさんの写真を撮ってきましたが、一番つらかった写真となりました。人間の一番辛い表情にシャッターを切ってしまった後悔の念は消えることがありません。

 

 

それから何度も少女の家を訪ねましたが、少しづつ明るさを取り戻す姿に元気をもらえました。

 

 

大阪からも仲間が何度も駆けつけてくれました。

 

 

これは中学校の卒業式の日

 

 

初めて南三陸町志津川にボランティアに入った日の写真です。写真講座の中島さんから預かった作業用手袋には鬼の絵が描かれていました。「まなぐはおぐびょうで手はオニ」目で見ているだけだと臆病になり腰が引けるけど、必死に手を動かし泥をかき、重いものを運んでいると役に立てる。手は鬼のように動かすものだの喩えです。あの日のことを俺は忘れていないか。自問自答する日々です。できることをできるひとができるときにですね。

 

 

なずなちゃんに会った日のことを朝日新聞の記者が記事にしてくれました。拙著『ここにいるから~めぐり愛つむいで』は2014年に1000部作り完売となりました。数々の奇跡のようなエピソードが読みたい方はアマゾンで中古を探してください。

 

 

記事にある「笑」の書と

 

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